ライフ「クラゲ債」20分で3億円分完売 改修費調達で山形の水族館2013.4.18 16:49

  • [PR]

ライフ

  • メッセ
  • 印刷

「クラゲ債」20分で3億円分完売 改修費調達で山形の水族館

2013.4.18 16:49
加茂水族館=山形県鶴岡市(2010年7月撮影)

加茂水族館=山形県鶴岡市(2010年7月撮影)

 クラゲの展示種類数世界一を誇る鶴岡市立加茂水族館(山形県)の改築費調達を目的にした市の公募債「加茂水族館クラゲドリーム債」が18日、募集開始からわずか20分で3億円分売り切れた。市の担当者は「まさかこんなに早く売れるとは思わなかった」と驚いている。

 クラゲ債は一口10万円。鶴岡市財政課によると、約300の法人と個人が購入した。水族館の改築費は約30億円で、うち9億円をクラゲ債で賄う方針。市は来年春にも6億円分を募集する。

 改築で床面積は2倍以上に広がり、ミズクラゲ1万匹を展示する直径5メートルの円形水槽を置くなど、展示方法にも工夫を凝らす。水族館は今年12月から休館し、来年6月の再オープンを目指す。

 水族館の村上龍男館長(73)は「私たちが感じていたよりも、新しい水族館に対する期待が大きいことが分かった。楽しみにしてほしい」と話した。

このニュースの写真

山形県の鶴岡市立加茂水族館の完成予想図。大型の円形水槽(左)にミズクラゲ1万匹が展示される予定
山形県の鶴岡市立加茂水族館の完成予想図

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital