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イラン 大規模な軍事パレード4月19日 4時37分
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イランは軍の記念日に当たる18日、各地で大規模な軍事パレードを行い、独自に開発したミサイルを披露するなど、経済制裁のなかでも軍事力を増強していることをアピールし、ペルシャ湾で対じするアメリカなどをけん制するねらいがあるものとみられます。
イランは、1979年のイスラム革命後に軍を再編した記念日に当たる18日、各地で大規模な軍事パレードを行い、このうち首都テヘランの郊外では数千人の兵士が行進しました。
パレードでは、戦闘機や戦車のほか、ペルシャ湾に駐留するアメリカ軍の艦船との戦闘を想定したとみられる、地対艦ミサイル「カデル」など、イランが独自に開発した複数のミサイルも披露され、経済制裁のなかでも軍事力を増強していることをアピールしました。
パレードに先立ち、アフマディネジャド大統領は、「イランは長年にわたって周辺地域、特にペルシャ湾での安全保障に寄与してきたが、外国の軍隊の駐留が安定を損ねてきた」と演説し、アメリカなどをけん制しました。
核開発問題を巡り対立が続くイランと欧米諸国は、ともにペルシャ湾での軍備を増強したり、軍事演習を繰り返したりするなど、互いにけん制を強めており、緊張が続いています。
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