京王電鉄バス:委託許可の更新忘れる 最大6カ月運行 /東京
毎日新聞 2013年04月16日 地方版
京王電鉄バス(府中市)は15日、国立市や国分寺市などを走る3路線で、系列子会社への運行委託許可の期間が切れていたにもかかわらず、最大で約6カ月間運行していたと発表した。担当者が更新手続きを忘れていたためという。
同社によると、委託許可の更新漏れがあった3路線は、昨年9月30日と今年3月31日が有効期限だった。3月29日に担当者が更新漏れのあることに気づき同日、国土交通省関東運輸局に報告した。
通常、更新には約2カ月かかることから、期限の2カ月前までには申請を済ませるという。運輸局は特例的に4月15日に許可したが、京王電鉄バスは、乗客に迷惑をかけられないとして、それまでの間も運行を続けていたという。【林奈緒美】
〔多摩版〕