ニュース

クジラの博物館の腹びれイルカ死ぬ
  • 2013-04-05(金) 13:40
太地町の「くじらの博物館」で飼育されていた腹ビレのある雌のバンドウイルカ「はるか」が、昨日午後2時頃に死にました。
死因は不明で、推定年齢は20歳ということです。
「はるか」は、平成18年10月に太地町沖の追い込み漁で捕獲され、腹部に1対のヒレ状の突起があり、陸上生活をしていたころの後ろ脚が退化した痕跡とみられることから、東京海洋大学や三重大学などが研究をしていました。
体長はおよそ3メートル、体重およそ300キロで、くじらの博物館の大水槽で飼育され人気を集めていましたが、先月20日から餌をあまり食べなくなり、21日には血尿が出て熱が下がらなくなっていました。
東京海洋大学の加藤秀弘教授は「貴重なイルカで懸命に治療をしたが、非常に残念」と話しています。

最新ニュース一覧

TOPへ戻る