科学後継機「イプシロン」の発射台公開 JAXA、今夏打ち上げへ2013.4.18 10:55

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後継機「イプシロン」の発射台公開 JAXA、今夏打ち上げへ

2013.4.18 10:55
ロケットを組み立てる整備塔から移動する、模擬ロケットを載せた発射台=18日午前、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所

ロケットを組み立てる整備塔から移動する、模擬ロケットを載せた発射台=18日午前、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、今夏に打ち上げ予定の新型固体燃料ロケット「イプシロン」の発射設備の試験を公開した。

 イプシロンは、探査機「はやぶさ」などを打ち上げ、2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、全長約24メートル。これまでのロケット技術の活用や製造期間の短縮による低コスト化を目指している。M5用の発射設備を改修して打ち上げに使う。

 この日の試験では、ロケットを組み立てる高さ47メートルの整備塔から、実物大の模擬ロケットを載せた発射台を回転させ、発射位置まで運ぶ動作を確かめた。

 JAXAはイプシロン1号機の打ち上げ本番に向け、6月ごろにはロケットの組み立て作業を開始。8月か9月に打ち上げる予定。

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ロケットを組み立てる整備塔(左)から発射位置に移動した、模擬ロケットを載せた発射台=18日午前、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所

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