加古川市役所で男性職員刺される
18日午後、兵庫県加古川市役所で27歳の男性職員が男に刃物で刺されました。
男は駆けつけた警察官に現行犯逮捕されています。
【記者リポート】
「事件は市民が多く訪れる昼過ぎの市役所で起きました。今も警察による現場検証が行われています」
18日午後2時10分ごろ、加古川市役所から「職員が刺された」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけると、市役所の生活福祉課で窓口担当の職員・白山大智さん(27)が、背中や腕などを刃物で刺されていて病院に運ばれました。
命に別状はないということです。
警察は、その場にいた加古川市内に住む55歳の男を、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
加古川市によりますと、男は生活保護の相談で市役所を訪れていて、別の職員と話していましたが、相談が終わった直後、別の相談者の対応をしていた白山さんに突然、襲いかかりました。
【生活保護課の職員】
「こちらに座っていました」
「刺された職員が『痛い』と叫び声をあげて向こうに逃げていくのを見て、初めて何か起きたなと認識しました」
男は、以前にも一度市役所に生活保護の相談に訪れていますが、その時は目立ったトラブルにはなっていないということです。
男は調べに対し「刺したのは間違いない」と話していて、警察は、犯行の動機について詳しく調べています。
2013年 4月 18日 19時 18分 更新