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2013年4月12日(金) 東奥日報 ニュース



■ 弘前・旧笹森家住宅を本格公開

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写真
旧笹森家住宅の内部を見学する城西小児童ら
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 弘前市仲町伝統的建造物群保存地区のうち最古の武家住宅「旧笹森家住宅」の本格公開を記念するイベントが12日、関係者約100人が参加して現地で行われた。

 葛西憲之市長、市仲町伝統的建造物群保存会の布川二三夫会長、城西小6年の相馬大紀君、熊谷汐華さんらがテープカット、紙漉沢獅子舞保存会の熱演で公開を祝った。

 旧笹森家住宅は弘前藩が1756(宝暦6)年に作製した武家住宅の図面台帳「御家中屋舗建屋図」に平面図が記載されており、市内でも最古級の武家住宅であることが確認されている。同市小人町にあった同住宅は、1995年に所有者が市に寄贈し、解体保存されていた。2010年度から約300メートル西側の仲町地区への移築工事に取り掛かり、12年12月に完成、今年2月から雪燈籠(どうろう)まつり時期や土日祝日のみ公開されており、雪解けを待って連日公開となった。

 約260年前の柱や梁(はり)をできるだけそのまま使い、土壁などは当時の素材を再現。玄関から広間を通って客間につながる間取りなど、接客を重んじた中・下級の武家住宅の建築様式がうかがえる。敷地面積約1015平方メートル、延べ床面積約116平方メートル。

 開館時間は午前10時〜午後4時。4〜6月は無休。同市はほかに旧伊東家住宅、旧梅田家住宅、旧岩田家住宅を復元公開している。

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