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大津波を想定、JR八戸線で訓練
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大津波警報を想定した避難訓練で、JR職員(左)に誘導され列車から避難する乗客たち=16日午前、岩手県洋野町のJR八戸線 |
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鉄橋が流されるなど、東日本大震災で被害を受けたJR八戸線で16日、地震による津波被害を想定し、列車からの避難誘導訓練が行われた。参加したJRや沿線自治体の職員ら約120人は、海から近い場所に緊急停車した列車から、安全な高台を目指して避難した。
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岩手県洋野町で行われた訓練は、列車が宿戸(岩手県)−陸中八木(同)駅間を走行中に、岩手県沖を震源とする巨大地震が発生。大津波警報が発令されたため、乗客を安全な高台に避難させる必要がある−との想定で行われた。
参加者たちは、JR職員の誘導に従って、列車の先頭と後ろに設置された避難用はしごで、線路上に降り、東日本大震災後に設置された階段で近くの斜面を登って、一時避難場所の高台を目指した。列車から降りる際に、幅が狭いはしごに「怖ーい」と声を上げる女性もいた。
JR東日本青森支店広報の山崎嘉一さんは「2年前の震災では、幸いお客さまが無事だったが、地震や津波はいつまたくるか分からない。これからも訓練を重ねていきたい」と話した。
乗客役で参加した八戸市都市政策課交通政策グループの畠山智さんは「どういうふうに避難するのか、行政としても知っておかなければならない。この経験を万一の対応に生かしたい」と語った。JRでは、今後も定期的に同様の訓練を実施する予定。
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