 |
若生コンブ漁最盛期/外ケ浜
|
津軽半島の春の風物詩・若生(わかおい)コンブ漁が、外ケ浜町三厩地区で最盛期を迎えている。
16日早朝、三厩養殖昆布会の浜谷寿一さん(79)らは、沖合約700メートルの養殖場で、昨年12月に種付けした1年物を収穫した。コンブは津軽海峡の栄養をたっぷり含み3〜4メートルにまで成長。海面から引き上げられたコンブは、まぶしい朝日を浴びて輝いていた。この日、約200キロを水揚げした浜谷さんは「今年は水温が低めでいい出来。大きく育った」と満足そう。
収穫後、干し場へ運ばれたコンブは、1日半ほど天日干しされうま味を増していく。作業していた女性は「軟らかいコンブで作る若生おにぎりが一番好き」と笑顔で話した。
同地区では3月末から4月中に収穫したコンブを若生コンブとして出荷している。
県外限定!!「東奥日報電子版」 パソコンでその日の東奥日報がまるごと読めます 購読のご案内、申し込みはこちら >>クリック
|
|
|