 |
新フェリーターミナル完成/大間
|
|
新船就航に併せて大間港に完成した新フェリーターミナル |
|
|
新たに整備した搭乗橋。車いすでも無理なく乗船できる |
−PR−
|
津軽海峡フェリー(本社・函館市)が大間町の大間港に整備していた新フェリーターミナル施設が完成し16日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。大間・函館フェリー航路の新船「大函丸(だいかんまる)」が就航する18日から稼働する。
新施設は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積687平方メートル。2階にガラス張りで屋根付きのボーディングブリッジ(搭乗橋)を備え、車いすの利用者やお年寄りでも階段を上り下りすることなくフェリーに乗降できる。
全国に名を知られる大間マグロにちなみ、施設内の吹き抜けには350キロ級の大型マグロを精巧に模したモニュメントも設置した。同社によると、事業費は周辺整備を含めて約4億円。
式典には同社や工事業者、町、町議会、県などの関係者約60人が参列。玉ぐし奉てんなどの神事を行い、施設の安全を祈願した。
津軽海峡フェリーの石丸周象社長は、取材に「新ターミナルを観光情報発信の基地としたい。今後、下北と道南地方が観光連携を一層を深めることで、航路の利用拡大を目指したい」と述べた。金澤満春町長も式典で「北海道と本州を結ぶという大きな役割を担う施設」と期待した。
新ターミナルから南側に約150メートル離れている旧ターミナルは、今後解体する。大函丸は同町などが26億円を投じて建造した。
県外限定!!「東奥日報電子版」 パソコンでその日の東奥日報がまるごと読めます 購読のご案内、申し込みはこちら >>クリック
|
|
|