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2013年4月17日(水) 東奥日報 ニュース



■ 田んぼアート 花魁など題材に

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第1会場の図柄「花魁とハリウッドスター」。下の黒い部分に文字が描かれる
 
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第2会場の図柄「ウルトラマン」(合成写真)
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 田舎館村の田んぼアートの本年度の題材が決まった。役場に隣接する第1会場が「花魁(おいらん)とハリウッドスター」、道の駅いなかだて弥生の里内の第2会場は「ウルトラマン」。21年目となる今回は、歴史上の人物や絵画といったこれまでの趣向を変え、初めて演劇と映画の一場面を田んぼに描く。

 第1会場の花魁は、歌手で俳優の梅沢富美男さんが女形として舞踊する姿をモチーフにしている。梅沢さんは母親が藤崎町出身で、自身も深浦町の観光特使を務めるなど本県とゆかりが深い。

 花魁の南側に並ぶのは、米国映画「七年目の浮気」の中の代表的な1シーン。女優マリリン・モンローが、スカートを両手で恥ずかしそうに押さえる場面を表現する。

 第2会場は、田んぼアートが世界的に有名になってほしいという願いを込め、日本から世界へ飛び出すウルトラマンの姿を描く。ウルトラマンを生み出した円谷プロダクションが今年で50周年を迎えることにちなんだ。

 ウルトラマンは、田んぼアートを主催する村むらおこし推進協議会(会長・鈴木孝雄村長)が昨年から参画している、田んぼアートでまちおこしを目指す全国的なプロジェクトの統一キャラクターでもある。村企画観光課の担当者は「去年は震災復興と鎮魂の思いが込められていたが、今回は一つのショーとして、明るい題材で皆さんに楽しんでほしい」と話している。

 アートは昨年同様7色9種の稲で描き、配色は今後、遠近法を使った設計図を作成する際に決める。6月上旬に田植えを始め、7月中旬〜8月中旬が見ごろとなる見込み。

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