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再処理過酷事故、火災などを想定/原子力規制委
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原子力規制委員会の田中俊一委員長は17日の会見で、新規制基準策定の検討が始まった再処理工場に関し、想定される過酷事故として火災や航空機落下、地震を挙げた。
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田中氏は再処理工場を「(放射性物質の)溶液燃料を扱う一種の化学プラント」とした上で「一番心配するのはそういったものが外に出るような事態」と説明。事故を引き起こす要因として火災などが想定されるとした。
規制委は再処理工場など核燃料施設について、過酷事故が起きた場合でも臨界状態に至らないようにすることを新規制基準策定の基本方針に据えた。田中氏は臨界事故の懸念に関しては「(再処理工場は)臨界事故を防ぐコントロールが多重になっている。個人的には心配していない」と述べた。
規制委は9月までに新基準の条文案を作成し、意見公募を経て12月に施行する。
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