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2013年4月18日(木) 東奥日報 ニュース



■ 「大函丸」大間から函館へ第1便

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大間マグロにちなんだ「マグロのぼり」や大漁旗で大函丸の出港を見送る大間町民ら
 
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見送りを受けて出港する大函丸=18日午前7時すぎ、大間港
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 大間町が建造した大間・函館フェリー航路の新船「大函丸(だいかんまる)」が18日、就航した。同町の大間港では、早朝にもかかわらず多くの町民が大漁旗を振って第1便を見送り、待望の新船の門出を祝った。

 記念すべき第1便には、旅行代理店が企画した記念ツアーの観光客ら259人が乗船。船長への花束贈呈セレモニー後、大函丸は定刻通りの午前7時、汽笛を響かせてフェリー埠頭(ふとう)を離れた。函館で大間へ向かう客を乗せて午前10時半ごろ、再度大間港に姿を現した。

 大函丸は、老朽化により引退した「ばあゆ」(全長83メートル、1529トン)よりひとまわり大きい全長91メートル、1912トン。バリアフリーの客室やペット客向けの「ドッグルーム」などを備える。定員は478人で、トラック21台または乗用車60台を積載できる。

 第1便に乗り込んだむつ市の自営業室瀬マキさん(73)は、観光ツアーで登別温泉などを訪れる予定で「客室が広々としていて乗り心地も上々。きょうは海も静かで、最高の旅日和。北海道に足を延ばす機会も増えるかも」と話していた。

 大函丸は大間−函館間を1日2往復し、所要時間はこれまでの1時間40分から10分短縮される。買い物や通院など生活航路としての役割に加えて、2015年の北海道新幹線新函館(仮称)開業に向けて、下北と道南地方の観光連携促進の効果も期待される。

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