国際日台漁業協定を今後協議の基礎に 米テレビ会議で台湾総統2013.4.16 14:09

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日台漁業協定を今後協議の基礎に 米テレビ会議で台湾総統

2013.4.16 14:09 米国

 台湾の馬英九総統は16日、米スタンフォード大主催の会議にテレビ中継を通じて出席。沖縄県・尖閣諸島周辺の漁業権で日台が10日に調印した取り決め(協定)について、周辺海域での共同資源開発などに向け中国を含む3者が今後協議する際の基礎にしたいと述べた。

 中国は協定について日本の「一方的行動」だと批判しており、3者の協議に応じる見通しはないが、馬氏は日台が領有権問題を棚上げして調印した意義を強調。台湾は「責任ある利害関係者」としてアジアの平和に貢献していくと述べた。

 馬氏は演説後、ブッシュ前米政権で国務長官などを務めたコンドリーザ・ライス氏や、米政治学者フランシス・フクヤマ氏らの質問に答えた。(共同)

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