ノアのハレンチ王・杉浦貴（４２）が、「グローバル・タッグリーグ戦」制覇へ向けて、ジュニアのイケメン戦士・小峠篤司を“人身御供”とする身勝手プランを明かした。

　同リーグ戦は１３日に東京・後楽園ホールで開幕。杉浦は丸藤正道とのコンビで大日本プロレスの佐々木義人、石川晋也組を退けて白星発進した。公式戦のヤマ場はＧＨＣタッグ王者の矢野通、飯塚高史組戦（４・２１＝大阪）となるが、３・１０横浜のタイトル戦では、丸藤が場外で飯塚に手錠で監禁されてしまい完敗を喫した。それだけに丸藤は「手錠で捕まらないよう対策をしっかりしたい」と表情を硬くしている。

　それを聞いた杉浦は股間をポリポリかきながら「んー、心配しなくても大丈夫っすよ、丸さん。僕には秘策中の秘策がある。フフフ…」と意味深な笑顔を見せた。何とＢＲＡＶＥの最年少でイケメン戦士の小峠を飯塚と“心中”させるという。

「飯塚が手錠を出した瞬間、小峠にダッシュさせる。飯塚に手錠をかけたら自分にもかけて、そのまま場外にとどまれ。後楽園のお客さんは極悪人とイケメンのランデブーを楽しみつつ、僕が矢野に成敗を下す瞬間をお楽しみください。エッヘン」

　いかにもこの男らしい身勝手な案だが、作戦としては悪くない。

　１４日の新潟大会では丸藤、石森太二と組んでオーストラリアＴＭＤＫ勢とタッグ対決。チームは敗れたものの、スピアーやエルボー連打で好調を印象付けた。「明日は新潟で久々のオフ。越乃寒梅で前祝い挙げてくるわ」と試合後は小躍りで繁華街・古町方面へ消えた。