暴力団との密接交際のため一昨年夏、芸能界を引退した島田紳助(57)と吉本興業・大﨑洋社長(59)が昨年8月、直接会って復帰について話し合っていたことが分かった。大﨑社長が紳助の自宅を訪れて実現した3時間にわたる“極秘会談”。その中で、大﨑社長は復帰を勧めたが、当の紳助自身が復帰に消極的になってしまっているという。
大﨑社長は昨年1月、吉本興業の年頭会見の場で「いつの日か、吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じています」と述べ、紳助を復帰させたい意向を示した。だが引退会見からわずか4か月での発言だっただけに、世間から猛批判を浴びてしまった。
先日発売された「笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大﨑洋物語」(常松裕明著、幻冬舎)で大﨑社長は、当時の心境を次のように振り返っている。「こんな発言をすれば批判を受けることも分かりきっていたが、言わずにはいられなかった…」
あれから1年以上が経過したが、大﨑社長の意思は全く変わっていない。同書には「僕は紳助に、いつか吉本興業に戻ってきてもらいたいとも思っている」と記述。さらに「吉本という『家族』の一員」と、あらためて紳助に対する深い思いを記してもいるのだ。
もっとも大﨑社長も復帰について「世間が許してくれるのであればという条件付き」と慎重な姿勢を示しているが、それ以上にネックになりそうなのが紳助自身が復帰に消極的になっていることだという。
実は、大﨑社長は昨年8月、紳助の大阪の自宅をこっそりと訪ね3時間近く話した。その際「一応はケジメをつけたわけやし、ボチボチ考えてもいいんじゃないか?」と復帰を勧める話をしたが、紳助の方に「復帰したい」という意欲が感じられなかった。
その時、紳助から返ってきた答えは「俺、最近なあ、やっと一人で近所を歩けるようになったんや。飛行機も電車も一人で乗れるようになった。ただな、正直、まだちょっとキツいんや――」だった。
さらに「まあ、5年後か10年後か、CSの番組なんかでトークとかをできればええかなあ」と話す紳助に対し、大﨑社長は「えっ、自分、全然やる気なくなってるやん! どうなっとるねん」と答えると、その後、紳助は何も話さなくなったという。
紳助が芸能界復帰に後ろ向きになっているのは現在、悠々自適の生活を送っていることが背景にあるとみられる。
事情に詳しい関係者は「一時は大阪や沖縄のマンションで暮らしていたが、最近はハワイに購入したコンドミニアムに滞在していることが多いそうです」と明かす。
日本を離れ、のんびり暮らすうちに芸能界への未練が薄れてきたということか?
さらに先日、ノンフィクション作家・森功氏が本紙に「紳助に対する捜査当局のマークは続行中」と指摘したこともあった。
「引退直後に『40億円はある』といわれた資産も十分だし、日本で経営しているバーやすし店など飲食店も好調。捜査当局のマークは何とも言えないが、そういうニュースを聞くと紳助自身、目立つことはしたくなくなるでしょう。芸能界復帰に消極的になるのは当然とも言える」(前同)
それでも「何があっても、一生、付き合う仲間なんだ」とラブコールを送り続ける大﨑社長。その期待に紳助が応える日はいつか来るのだろうか?
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