今年6月に歌手デビュー50周年を迎える人気演歌歌手の大月みやこ(66)は超マイペース思考の持ち主だった――。18歳で芸能界入りしながら、なかなかヒット曲に恵まれず、NHK紅白歌合戦に初出場したのもデビューから22年。さぞや苦労の多い歌手人生かと思いきや、本人にそんな気は毛頭ない。このほど本紙のインタビューに応じた大月は、芸能生活を続けられてきた“みやこ流継続の秘訣”を語った。
――今年でデビュー50周年。現在の心境を
大月:何となく同じ感覚でやってきて、いつの間にか50周年が来た感じです。本人が一番ビックリしていますね。
――デビュー時にはここまで続くと思った
大月:全然。両親の影響で歌は大好きでしたが、そもそも「歌手になりたい」と思ったことがなかったんですよ。
――それは、意外ですね
大月:キングレコードが大阪で歌手を探していたところ、当時通っていた音楽学校が私たち生徒のデモテープを送ったんです。そしたら私だけ「テストしたい」と呼ばれたんです。「これをきっかけに歌をやめればいいか」と思って東京に行ったら、デビューが決まってしまった。
――スターになりたいと思ったことは
大月:全くないですね。デビュー後は、三橋さんの前座として地方巡業をしましたが、本当に毎日が楽しかった。歌をうたってお客さんに拍手してもらえる。収入もいただけますしね。
――歌うことが好き
大月:はい。ヒットさせようとか賞を受賞しようという気持ちを持ったことが1度もないんです。紅白もそう。当時「初出場おめでとうございます!」と言われたんですが、それが目的で歌を続けてきたわけではない。ただ、スタッフからは「『紅白が目的ではありませんでした』と絶対言うな!」と注意されましたけど(笑い)
――だからこそ続けられた
大月:そうだと思います。今やれることを懸命にやっていれば良いことが近づいてくる。悩んだり、落ち込んだこともありません。終わったことは仕方がないですし、次にやるべきことがある。
――息抜きはある
大月:ゴルフですかね。女性ゴルファーなんていなかった21歳から始めました。ベストスコアは79。テニスもやってみましたが、ゴルフの方が合ってましたね。カラオケ? 以前は行きましたね。昔、母と行った時、採点をしたんですが、私自分の歌をうたって63点だったんですよ(笑い)。母は93点。本人よりなんで高得点が出るんでしょうねえ。
――最後に
大月:これからも歌をお客さんに届けることに一生懸命でありたいと思います。手話を勉強しているのも、耳の不自由なお客さんのため。ほんの少しでも伝えることが大切なんですね。
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