“スミ1”勝利で連敗脱出! 広島は17日のDeNA戦(マツダ)に1ー0で勝利。先発・大竹が我慢強い投球で7回無失点の好投を見せれば、終盤の8、9回も前夜は崩れた今村、ミコライオがこの日はしっかりと抑えて完封リレー。初回にエルドレッドの犠飛で奪った1点を守り切り、前夜に延長で競り負けた悔しさをキッチリ晴らしてみせた。
大竹の粘り腰が白星を引き寄せた。初回から持ち味であるコーナーを突く丁寧な投球で、DeNA打線に的を絞らせない。3回、二死満塁のピンチを背負ったが、5番・ラミレスの放った強烈なゴロを三塁・堂林がダイビングキャッチし素早く送球してアウト。「あのプレーは大きかった」(大竹)と語ったように、味方の好守備にも助けられ、7回まで3安打無失点の力投を見せた。
野村が二軍落ちするなど先発不足に陥り、投手陣は苦しい台所事情だが、そんなる状況でも「計算が立つように結果を出すことが大事」とローテーションの自覚を持って臨んでいる。また、この日、広島は最高気温21度を計測したが「どんどん汗をかいたほうがいいタイプなので、体にとってはいい」と最速148キロをマークするなどコンディションもアップしてきている。
14日には出場登録日数が8シーズンに到達して国内FA権を取得した。大竹は「今はFAどうこうは考えていない。優勝を目指してしっかりとチームの力になれるように頑張りたい」とあくまでシーズンに集中するつもりだが、オフに各球団が獲得に動くことは濃厚。松田オーナーは「当然引き留める。辛抱することを覚えて変わった。いいコーチになる」と将来的にはカープの指導者として期待を寄せており、球団側は全力で残留を要請していく構えだ。
打線は初回に一死一、三塁からエルドレッドの犠飛で1点を先制。その後はチャンスをものにできなかったが、前夜に悪夢の逆転劇を喫した今村、ミコライオの“勝利の方程式”が8、9回をしっかりと抑えて完封勝利。接戦での勝利に「自分のピッチングをすることだけを考えていた。今後もチーム勝てるように投げていきたい」と話した大竹。今後もローテの軸として赤ヘルを勝利に導く。
あの「機動戦士ガンダム」が遂にパチンコ台となって登場! 人気ライター・かおりっきぃが、話題のこの台を徹底解剖する。 勝利の栄光をつかみたい君は、必ずチェックしよう!! (C)創通・サンライズ
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