虎・西岡、１０戦連続安打＆マルチ！(1/2ページ)

三回、右翼への当たりで一気に二塁を陥れた西岡（撮影・鳥越瑞絵）【拡大】

　（セ・リーグ、巨人８－１阪神、５回戦、２勝２敗１分、１７日、東京ドーム）やられっぱなしでは、負けず嫌いの性分が許すはずもない。本塁打攻勢に加え、エースに封じられての完敗。西岡自身は２安打と気を吐いた。しかし、勝たなければ喜べない。大敗後のベンチ裏。巨人ファンの歓喜が響く階段を歩きながら、前を向いた。

　「３連敗だけは、したくない」

　三回一死では右翼フェンス直撃の二塁打。タイミングはギリギリだったが、思い切って二塁へ滑り込んだ。これで１０試合連続安打。さらに、０－８と大差がついた八回一死では左前打で２試合ぶりのマルチ安打を記録した。その後、二死一、二塁からマートンの右前打で唯一の得点を挙げた。リードオフマンが打率・３６７とハイアベレージをキープ。後続につながりが出れば、得点のイメージはできる。

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