在日韓国商工会議所(洪采植会長)は昨年12月14日、東京・港区の韓国中央会館で第51期第3回全国会長団会議(写真)を開いた。地方会長ら26人(委任状含む)が参加した。来賓では呉公太民団中央団長をはじめとする民団役員のほか、同会の韓昌祐常任顧問と金建治常任顧問も会議に出席した。
会長団会議は、前回会議の議事録などの報告が行われた後、一般社団法人韓商連との間で進んでいる民事訴訟に関する報告が行われた。在日韓国商工会議所は一般社団法人韓商連側との間で5件の裁判に加え、刑事告訴も1件抱えている。
裁判に関する議案審議では、今後の裁判の対応を呉団長と洪会長に一任することに決まった。
議案審議ではほかに、創立50周年記念式典開催、韓商連問題に対する駐日大使館指針への対応についても話し合われた。
在日韓国商工会議所は創立50周年記念式典を来年4月5日に東京・帝国ホテルで開催することを会議で承認。大使館が在日韓国商工会議所と一般社団法人韓商連の双方に対して業務協議や協力を中止するとした指針(2012年11月)に対しては、指針撤回を求める要望活動を展開することも決まった。
議案審議後には、韓商連問題で同会側の裁判を担当する張学錬弁護士より裁判の現状と展望について報告があり、意見交換が行われた。 |