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【ゴルフ】プロデビュー松山が直立不動 ジャンボが不意打ちエール2013年4月18日 紙面から
国内ツアー開幕戦、東建ホームメイトカップ(18〜21日、三重県東建多度CC・名古屋)でプロデビューする松山英樹(21)=東北福祉大=へ、尾崎将司(66)=マックス・インターナショナル=がエールを送った。ジャンボは、松山と同組でのプレーも熱望、アーノルド・パーマー(米国)からピンフラッグを贈られた期待の若手とともにツアーを盛り上げる。 プロアマ戦を終えたクラブハウスに、野太い声が響く。「おう、松山〜」。声の主はジャンボ尾崎。呼ばれた松山は直立不動で「よろしくお願いします」。21歳の松山と、66歳の尾崎。その差45歳の2人がプロとして初めて交わった。 威厳を見せつけた大先輩だが、それは期待の裏返しでもあった。「願わくば開幕戦から快進撃を見せてほしいね。順調にいってもらいたい」。くしくも松山の21歳という年齢は、ジャンボがゴルフを始めた時と同じ。その若さで既にマスターズのローアマチュア(ベストアマ)を獲得するなどの実績、そして何よりスケールの大きなゴルフに期待が高まる。 もちろん尾崎自身も引き立て役で終わるつもりもない。「ツアーも盛り上がるけど、それをオレがやっつけたとなったらどうなる? 石をぶつけられるな」とニヤリ。「一緒に回りたいな。決勝ラウンドで」と、開幕戦でいきなりの直接対決に意欲を見せた。 松山はこの日、マスターズを主催するオーガスタGCのビリー・ペイン会長から「プロになっておめでとう。活躍を期待している。マスターズに何度も戻ってきてくれるのを心待ちにしている」と記された手紙と、アーノルド・パーマーが「ベスト・オブ・ラック」と直筆のメッセージを寄せたピンフラッグを受け取った。「光栄です。頑張ったかいがあった。まずはデビュー戦なので、予選を通過して上位に行けるよう頑張りたい」と意気込んだ。ジャンボの期待も背に松山がプロの第一歩を踏み出す。 (川村庸介) PR情報
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