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【プロ野球】

巨人 東京ドーム開幕10連勝 セリーグの貯金ひとり占め!!

2013年4月18日 紙面から

◆巨人8−1阪神

 巨人が5連勝。杉内が緩急を生かし8イニング1失点で今季初勝利を挙げた。打線は2回に村田のソロで先制すると3回に阿部の2戦連続本塁打、4回に村田の4号ソロで加点。6回には本盗を決め機動力も絡めた。阪神は借金1となった。

     ◇

 伝説が生まれた日に、再びアーチが乱舞した。1985年4月17日に甲子園で阪神のバックスクリーン3連発が飛びだしてから28年。そのとき「やられた側」だった巨人が、今度は本塁打ショーを繰り広げた。猛打で東京ドームでは開幕から負けなしの10連勝だ。

 主役は村田だ。2回にスタンリッジから左翼席へ大きな放物線を描く3号ソロ。4回には弾丸ライナーで右翼席へ2本目のアーチをかけた。巨人移籍後初の1試合2本塁打となる2打席連発に「ホームランにできそうなボールが来たら振り上げようと思っていた。感無量です」と笑顔の32歳。3回には阿部、7回にはボウカーにも一発が飛びだし、チームにとって2010年8月27日の広島戦(マツダ)以来3シーズンぶりの1試合4本塁打となった。

 村田にとって移籍2年目の今季は長距離砲への回帰を掲げたシーズンだ。かつては2年連続本塁打キングに輝いた大砲も昨季はわずか12本塁打。雪辱を期した開幕前には「打順が何番になっても大きいのを狙うスタイルを変えるつもりはない。自分でももっと打てるはずだと思っている」と誓った。

 前日の試合から打順は7番へと変わったが、有言実行の2本塁打でチームは今季最多の貯金10。リーグの貯金を独占する圧倒的な強さで、早くも独走状態に入った。(臼杵秀之)

 

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