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2008年4月24日 第7回憲法セミナー 「イラク難民キャンプレポート」
報告者: 西谷 文和さん(フリージャーナリスト) 猫塚 義夫さん(勤医協札幌病院 当会幹事長)
3月に実施された「中東ステディツアー」に参加した猫塚さんがシリア・ヨルダンでイラクからの難民家族を訪問した様子を報告しました。(詳細を「自衛隊イラク派兵差し止め訴訟控訴審」にて意見陳述しています。資料
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また、あわせてイラク北部を取材した西谷さんの報告第2弾もおこないました。
イラクからの難民家族と、中東スタディツアーの一行
2008年2月16日 第2回総会
結成以来1年半が経過し、会員が増えるとともに、各9条の会や「世界平和アピール7人委員会」など多くの団体との共同も前進しています。
総会では、「日常の中で、普通の言葉で憲法を語る」ことの大切さが強調されました。各職種への呼びかけを広げることや札幌以外の地域「会」づくりにとりくむことを確認しました。
新たに共同代表にお二人の方が加わっていただくことになりました。
落合 裕昭さん(元 北海道作業療法士会副会長)、越田 靖夫さん(元 北海道臨床検査技師会副会長)です。どうぞよろしくお願いいたします。
記念講演会「保守にとって憲法とは何か? ― ナショナリズムと立憲主義を考える ―」
講師: 中島 岳志さん(北海道大学公共政策大学院准教授)
2007年に「パール判事〜東京裁判批判と絶対平和主義」を刊行し、注目を浴びている新進気鋭の研究者である中島岳志さんに思う存分語っていただきました。
2007年12月7日 第6回憲法セミナー 「最新イラクレポート」
講師: 西谷 文和さん(フリージャーナリスト)
これまで5度にわたってイラクを訪問・取材をかさねている西谷さんが、10月に北部地域を取材した内容を報告していただきました。戦火は収拾に向かうどころかよりいっそう拡大していると思わざるを得ない現実を知ることができました。
2007年10月25日 第5回憲法セミナー 「国境によって二分されていたかもしれない北海道」
講師: 遠藤 高弘さん(北海道勤労者歯科医療協会理事長 当会幹事)
前回の「沖縄」に続いて、今回は「北海道」がテーマです。第2次大戦末期にソ連が参戦し、その侵攻のスピードによっては、北海道は朝鮮半島・ドイツのような分裂国家となる可能性がありました。提供された豊富な資料をもとに、その知られざる歴史の事実からあらためて「戦争」を考えました。
2007年8月30日 第4回憲法セミナー 「沖縄からは世界が見える」
講師: 堀元 進さん(札幌市・旭町医院院長 当会幹事)
琉球大学医学部、その後の地域医療の実践を含めて、10数年を沖縄でくらしてきた堀元先生が、「沖縄で考えたこと」をお話しされました。当会共同代表で、沖縄・読谷村出身の安田慶秀先生も加わって、豊かな意見交換が行われました。
堀元先生は、ご自身の思いを「沖縄の事 そして山内徳信さんの事」と題する、1冊の本にまとめられました。
2007年6月16日 結成一周年記念講演会 「香山リカと憲法九条」
【講演会の内容】
開会あいさつ
黒川 一郎 医療九条の会・北海道 共同代表(札幌医大名誉教授)
講師の紹介
山口 二郎 九条の会・北大呼びかけ人(法学部教授)
講演 「憲法と"こころ"の関係を考える」
香山 リカ氏(精神科医 帝塚山学院大学教授)
特別報告 「憲法『改正』論議をめぐって」
渡辺 達生氏(札幌弁護士会副会長)
香山リカ氏と、三人の北大法学部生による対談
閉会あいさつ
姉崎 洋一 九条の会・北大事務局長(教育学部教授)
司会は、医療九条の会・北海道から、能條多恵子さん(全体 共同代表)堀元進さん(対談 幹事)熊谷みどりさん(対談 幹事)が、つとめました。
寄せられた感想から、ご紹介します。
【学生からの感想】
物事の背景を考える想像力と、改憲問題が身近なものであるという現実感をもつことが大事だと思いました。
僕は最近不安感をあおられているような気がします。官僚の不祥事とか健康ブーム、犯罪や自己の報道などで自分が揺さぶられている感じです。さらにラクな方法で本質を把握できるという幻想にとらえられています。物事をじっくり考えることが少なく、関心のある物事が偏る傾向があります。そういうことに気づかせてくれただけでも、この講演を聞いてよかったと思います。
私は言語障害の子、吃音の大人とつきあっています。こういう人たちはグローバリゼーションの波の中では、本当に「いらない人」になってしまう人たちです。恐ろしいことです。私は仲間を守りたい。
「9条の会」というので、もう少しイデオロギー的なものを予想していたので、今日は意外でした。「護憲」の立場というよりも、現在の風潮(大きな流れ)の中で、変えることには反対だという主張は新鮮でした。
学校の授業で現代の社会問題について教える機会が少ないと思います。教師は個人の意見よりも授業計画通りにすすめるばかりのように思います。大学の授業においても、先生は「立場を利用して」社会の問題について語ることは慎むので、大学の講義は「象牙の塔」になってしまうと思います。
護憲・改憲、いろいろな立場があるけれど、今日は自分がどのような立場をとればよいのかをこれから考えていくよいきっかけになりました。でも「私一人が考えて、どうなるの」と思わなくもありません。
憲法の話をいうのは、どうしても難しいものだと構えてしまい、なかなか身近に感じられないのが現状だと思います。なので、自分自身の生活には具体的にどんな影響を及ぼすのか、自分の生活がどう変わるのかを、リアルに感じられるようになると、よいのにと思いました。学生との対談というスタイルが斬新でした。法学部だけでなく様々な学部の学生が参加すると、もっと多様な意見が出て面白いのではと思います。
【大人たちの感想】
学生との対談はTV番組を見ているようで面白かった。
時代の説明が新鮮でわかりやすかった。いつも若者の姿を見ない9条の会ですが、今日は楽しかったです。
2007年5月10日 第3回憲法セミナー
「参院候補のお話しを聞く会」
出席者: 畠山 和也さん(日本共産党) 山口 たかさん(社会民主党)
お二人から、自己紹介を含めて「憲法に対する思い」「どうやって改憲にストップをかけるのか」など、お話しをいただきました。
その後、参加者からの質問・意見(「反自民で野党の大同団結がなぜできないのか」「民主党をどう見るのか」「北海道における格差の拡大について」など)に答えていただきました。
党派を超えて同席していただき、大変貴重なお話しをお聞きすることができ、「とても新鮮だった」との感想が出されていました。
2007年3月23日 第2回憲法セミナー
作田 和幸さん(北海道新聞元編集局長)
講演会要旨
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