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ホットニュース |
赤軍派幹部・重信房子逮捕に続いて、またまた高槻市内での事故が夕刊のトップニュースに。事件発生と同時に、役所内に激震が走りました。 今回は、JT(日本たばこ)医薬研究所の研究員(40歳)が、12月20日(水)午前、JR高槻駅コンコースに放射性物質である「ヨウ素125」等をばらまいたという事件です。幸い、現段階で人体に影響は出ていませんが、JT医薬研究所所蔵の放射性物質等が容易に外部に出されるというJT側の危機管理、セキュリティ対策の欠如が明らかになりました。 事件の概要(高槻市消防本部発表)
安全協定に基づく専門者会議報告の信憑性が問われる JT医薬研究所が旧日本たばこ工場跡地(高槻市紫町)に開設したのは、93年9月。遺伝子組み替え実験施設でもあり、住民の反対運動もあって、高槻市はJTとの間で「組換えDNA実験等にかかる環境安全に関する協定」を締結し、第3条で「安全対策調査検討専門者会議の設置」を義務づけました。 専門者会議は、大学教授など学識経験者5名、JTから3名、高槻市から環境部環境保全課長・建設部(下水道)業務課長・消防本部予防課長から3名の計11名で構成され、年1回定例会が開催されています。 専門者会議報告では、組み換えDNA実験および病原微生物取り扱い実験の状況、保管状況、教育訓練状況、職員の検診実施と結果状況、安全管理組織体制等が報告され、「協定に基づいて適正に管理が行われ、建築面・設備面からも問題がない事が確認された」としています。 今回の事件で、JTは「研究員が無断で持ち出すことは想定外」(杉森・JT医薬研副所長)としていますが、職員の健康管理体制は施設建設時から問題になっていたことであり、結果として、専門者会議がこれらの問題も含めてチェックできていなかったことが今後問われることになります。 高槻市もJTに抗議申し入れ なお、高槻市は、事件の翌日の21日、JTへ抗議の申し入れを行いました。以下、申し入れ書の内容です
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