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「国内最大級」魚拓で感じて 北見

(04/04 16:00)

魚拓としてよみがえった、山の水族館のシンボルだったハイギョ

魚拓としてよみがえった、山の水族館のシンボルだったハイギョ

 【北見】北見市留辺蘂町温根湯温泉地区の山の水族館のシンボルだったが、昨年7月のリニューアルオープン直後に死んだ国内最大級の体長1・7メートルのハイギョが魚拓としてよみがえり、同館のホールに飾られている。

 ハイギョは昨年7月14日に死んだ後、冷凍庫で保管し、剥製や魚拓として展示する方向で検討してきた。その結果、「生き物を展示する水族館で、剥製とはいえ死んだものを展示するのは好ましくない」と判断。生きていた当時の姿を再現する魚拓にした。

 魚拓の作成は北見拓友会に依頼。布をかぶせて形をなぞり、絵の具で色付けされたハイギョはまるで生きているかのよう。同水族館は「国内最大級だった大きさを体感してほしい」と話している。

 同水族館は同町滝の湯の冷泉を使った飼育施設で「2代目」のハイギョを育てており、現在体長90センチほど。「来冬には水族館で展示できる大きさに育つのではないか」と期待している。

 また、同水族館は4月から夏季営業となり、開館時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは同水族館(電)0157・45・2223へ。(中橋広岳)

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