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多くの新入社員が入社する4月。なかには、もう新入社員が辞めてしまった会社もあるかもしれない。その際、電話1本で退職したり、誰にも気づかれないように黙って上司の机の上に退職届を置いて永久に退社したり…常識では考えられない辞め方をしていく侵入社員が多いのも、この時期ならではだ。
イギリスでは、クリス・ホルムズさんが、
ケーキで退職願を作成して話題になっている。
(画像:Mirror)
スタンテッド空港に勤務していたクリスさんは、31歳の誕生日に退職を願い出るため、退職願を作成した。だが彼が持ち出したのは、ペンと紙ではなく、
ボールと泡だて器、ケーキの上にメッセージを書く時に使うアイシング・ペンシルだった。
そして四角いケーキを焼き上げると、その上にアイシングで退職願をしたためた。
『スタンテッド空港、ボーダーフォース管理さま、
今日は私の31歳の誕生日です。私は最近父となり、人生がどれだけかけがいのないものか、自分の時間を、自分自身や他の人を幸せにするために使うことが、どれだけ素晴らしいことかを実感しています。
こうした理由から、私は自分の時間とエネルギーを、家族とここ数年で着々と成長してきている私のケーキ屋に充てるため、ここに退職願を提出致します。
会社と同僚の明るい未来を願っています。それから、もしこのケーキが気に行ったら、こちら(www.mrcake.co.uk)で注文を承ります。
敬具
クリス・ホルムズ(ミスターケーキ)』
クリスさんがこのケーキの画像をFacebookにアップすると、ニュースサイトに取り上げられ、すぐにインターネット上で話題となった。
英語には、『
アイシング・オン・ザ・ケイク(icing on the cake:ケーキの上のアイシング)』という慣用表現があり、ケーキの上にあるアイシングのように、既に満足できるものに付け加えられた余得、望外な喜び、という意味がある。
クリスさんはきっと、空港での仕事でも十分に幸せなのだが、辞めてケーキの仕事に集中できたら、もっともっと幸せということを、文字通り、アイシング・オン・ザ・ケイクで伝えたかったのだろう。
【記事:りょーこ】
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