ロールについて
Illustrated by 杠葉 狼
入室ロールをやってみましょう
アニメやマンガ、小説でも、キャラクターの登場シーンがあるわよね?
この登場シーンの事を、入室ロールと言うの。
セリフだけでも良いけれど、できれば、【】や()の中にちょっとしたロール(状況説明のようなもの)があるとわかりやすいわ。
例1「こんにちわ【声をかけながら近づいて】」
例2「・・・。【足を引きずりながら入って来る】」
さあ、登場はできた?
そうしたら、会話を始めましょ。
基本は、1回発言したら、相手の発言を待って、発言を返すの。
たとえば、こんな風に。
A「・・・。【足を引きずりながら入って来る】」
B「こんにちわ【声をかけながら近づいて】ケガしてるの?」
A「うん、すこしね。【苦笑しながら】君は?見かけない顔だけど」
B「わたし? 今日ここに来たばかりなの。それより、大丈夫?【心配そうに】」
この時、相手の返事も待たないで、どんどん話を進めてしまったりしないでね。
どう返したら良いか、相手が困っちゃうから。
退室ロールをやってみましょう
場面からいなくなる時、つまり退室ボタンを押す前にはできるだけ「退室ロール」を書いて?
パソコンが壊れちゃったとかなら、しょうがないけど。
そう言う時は、後でちゃんと謝るのがマナーよ。
退室ロールっていうのは、入室ロールの逆で、場面に登場しなくなる「きっかけ」のロール。
例えば、キャラクターが眠ってしまうとか。
その部屋からいなくなるとか。
例1「じゃあ、私もう帰るね【手を振って去って行く】」
例2「ごめん、もう寝るよ。【そう言って、目を閉じた】」
これで、基本は大丈夫。
あ、そうそう。相手が退室したからって、いきなり退室ロールなしで退室するのはちょっとまずいかも。
これは、あなたの物語を楽しんで読みに来ている人への気くばりだと思ってね。
イベントのあそびかた
なかには、イベントを起こすことができる部屋もあるわ。
イベントの起こし方や特徴は、ルーム案内を読んでね。
イベントを起こした場合、それに合わせて次をつづけるの。こんな感じにね。
例1:
A「どれどれ?(あたりを見る)
情景>巨大な鳥が襲いかかって来た!」
A「くっ!ふいうちか!(せまり来る鳥に向けて、剣を抜き放つ!)てやあっ!(そのまま迎え撃つかたちで切りかかる!)」
例2:
B「さて。ここには何があるかな?(足を止めて見回す)
情景>壁に宝石が埋まっている。」
B「お、いいもの見つけた♪(ツルハシをとりだして、宝石を掘り出す)」
こんな感じかしらね。
後は、やりながら覚えて行くと良いと思うわ。
そうそう、イベントの後ろに「物理判定○以上で成功」なんてメッセージがついていることがあるわよね。
他にも、HP付きのモンスターに出会ったり…等。
もし、あなたがダイスを使ってみたいなら数値(パラメータ)についてを読んで自分の【シンボル】に合ったダイスを振って判定してみてね?
ダイスを使わない場合は、何となくその場のノリでロールすれば大丈夫。
ここまでわかれば大丈夫!って言う場合は【門】へどうぞ。
もうちょっと色々な事を覚えてみたければ、下のメニューから選んでみてね。
●戦闘について
●パラメータについて
提供:なりきりチャット(PBC)・Accord