'13/4/18
ひろしま菓子博、19日開幕<動画あり>
国内最大規模の菓子の祭典、全国菓子大博覧会(ひろしま菓子博)が19日、広島市中区の旧市民球場跡地一帯で開幕する。17日は真新しいパビリオンに、国内外の人気菓子が運び込まれ準備が整った。
17日、パビリオン8館のうち「全国お菓子めぐり館」でも、菓子職人たちが技を注ぎ込んだ工芸菓子や販売用の菓子を並べる作業に追われた。実行委の事務局員は、テープカットなどの手順を確認していた。
菓子博が広島市で開催されるのは92年ぶり。開会式は19日、中区のホテルであり、午前10時に開場となる。
パビリオンに並ぶ菓子は販売用、展示用合わせて約6千種。もみじまんじゅうの製造工程の実演や上田宗箇流の茶席などで、地元で受け継がれてきた菓子にまつわる文化もアピールする。有名パティシエたちから手ほどきを受ける菓子作り体験教室もある。
実行委員会は、5月12日までの24日間で80万人の来場者を見込んでいる。
【写真説明】自慢の菓子がずらりと並んだ「全国お菓子めぐり館」内の中四国のスペース(撮影・天畠智則)