トランスメディア提供アイコン01EF 400mm F2.8L IS II USM の足回りを考える

 なんか同じようなタイトルで今年の1月に記事を書いたような気が…。(汗)

 えー、タイトルの通りです。昨日の記事で新型428入手の報告をしました。今月初めのことです。で、その後レンズコートを着せたなんてことも話題にしましたが、その前に、12月11日の記事でネジの話したのをご記憶の方もおられるでしょう。

 実はこのときすでに新型428を入手して1週間経過。最初はもとのままの三脚座で山に行ったり川に行ったり、試用をしていたのですが、やはり「脚」が長い!で、このときすでに旧428はドナドナ先が決定していたんですが、その旧428ISに使用していたウィンバリーAP-602を、新型428ISに付けようとしたんですね。

 と・こ・ろ・が…

 yoss70知りませんでした…。旧428ISと新428ISとでは三脚座取り付けに使われているネジ(ボルト)が微妙に異なっているのです。
 ↑の写真の通り、新型428ISのボルトは、ボルトの頭とネジ溝が切ってある部分の中間に溝のない部分があって、その部分が若干太くなっています。そのため、この部分がひっかかって、AP-602の穴を通らなくなってるんです。(涙)

 工作系に疎いyoss70、このことに気づくのにすら1時間くらいかかりました。「なんで?」、「新型用にまたウィンバリーの新しいプレート買わなくちゃいけないの?(涙)」なんて、本気で考えた後で、「そもそもなんで通らないんだ?」と、そのときまだ手元にあった旧428ISのボルトを、ようやくにして外してみてみた次第。(汗)

 そしたら何のことはない、旧428ISのボルトは、ネジ溝のない中間部分がないだけでした。

 ここで悪魔が(?)yoss70にささやきます。「ボルトは旧428ISのもらっちゃって、新型にAP-602つけちゃいなよ。旧型の三脚座は新型のボルトで留めておけばいいよ」って。(汗)

 実はそれでもいいかと当初は思ったんです(告白)。でも、また小一時間ほどくよくよ考えた結果、それはやはりまずいだろうと思ったわけです。ボルトの強度自体は実際にはそんなに変わらなくても、旧型は5.4kg、新型は3.8kg、ひょっとして新型のボルトをこそっと旧型に使用したら、何年後かに旧型の重さに耐えかねて、そのボルトが折れちゃうかもしれない。そしたら、レンズは壊れるだろうし、もしかしたらyoss70から旧428ISを買ってくれた人がけがをするかも…。まあ、ここまでペシミスティックに考えなくてもよかったのですが一応ほんとにそう思ってしまったので記録しときます。

 で、どうしたか? で、今日の冒頭の12月11日の記事になるわけです。ひょっとしたらこのボルトってキヤノンのオリジナルではなく汎用品でどこにでもあるものじゃないの?なんて、当たり前のことに気づくのにまた数十分…。果たしてネット検索したら、当該のボルト、「六角穴付きボルト」って正式には言うこと、各種サイズやバリエーションがあることがわかりました。で、↑の「悪魔のささやき」には抗うことができた次第。^^

 で、代えのボルトを求めてホームセンターに行ってみると…。あるわ、あるわ、ネジだけでよくもこれだけの売り場を占拠したな!と素人目には驚きの品ぞろえでした。
 携帯で撮ったのであまり広範囲には撮れませんでしたが、高さにして1.8m、幅にして5mはネジ(ボルト)だけの売り場が広がっていたのでした。まさに、
「見て! これ全部ネジだよ! すごいよ!」

(C) かきふらい・芳文社/桜高軽音部

の世界でした。^^

 念のため新型428ISのボルトを1つ持参していたのですが、ホームセンターのネジコーナーにはこんなもの↓が用意されていて、自分の欲しいボルトが本当にそれでいいのか、たしかめることができます。(刺さっているのはyoss70持参の新型428ISのデフォルトボルト)


 こうして無事、中間部分にネジ溝のないボルト(=旧428IS用と同じ仕様のボルト)を入手し、旧型428ISに取り付けていたウィンバリーAP-602が新型にも取り付けられるようになったのでした。えー、今日の記事はただそれだけです。^^;

 ↑の20mmの方は念のために買っただけです。^^;



 




 
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by blende1 | 2011-12-30 13:01 | Digital SLR Camera | Comments(6)

Commented by yama at 2011-12-30 17:39 x
今晩は。故郷の空はどんな塩梅でしょうか?いろいろ面白く拝見してます
キップスクリュー、又の名を六角穴付きボルトと言うのですが、全部ネジが切られてるものと、首下部分だけネジを切ってないものが
あります。普通長めのものは有効部分だけネジ山が有るんですね
ですからM4クラスの20mmくらいでしたら全ネジをお勧めします
ネジはダイスと呼ばれるネジ山を作る刃物で加工しますがこの時
ピッチ0・7のネジ山を作るためには実際の直径4mmから削り出しますから少し痩せるんですよ。だからネジ山がお互い食い込む分よりネジの無い部分が太くてウインバリーの合わなかったんですね。
ちなみに六角ボルトは頭が六角形をした普通のボルトですからお間違いの無いように。ねじには用途に応じて多種多様なものがあるんです。
面白いですよ。ではまた。今日は雪は積もりませんでした。
Commented by blende1 at 2011-12-31 00:16
yamaさんこんばんは。まさに独壇場ですね。^^ ホームセンターにyamaさんについてきてもらってれば余程はやく安心して買い物をすませられたのにと思います。ねじはネットでたくさん調べましたが、もうだいぶ忘れてますね…。
おそらく64のボルトは今ついているのをそのまま利用できると思います。年を越してしまいますが、次回こそご一緒でき、お渡しできるとよいですね。
実家から戻りがてら、細君をどこかで遊ばせておいて、ヤマセミ詣でか、オオワシ詣でができないか、密かに打算中です。(爆)
Commented by blende1 at 2011-12-31 00:18
yamaさん
書き忘れちゃいました。今年は現場その他でいろいろなお話しいただき、待ち時間も楽しく野鳥撮影をさせてもらえました。ありがとうございます。m(_ _)m 来年もどうぞよろしくお願いいたします。どうぞよいお年を。
Commented by mizuki_2004 at 2011-12-31 18:22
この流れで唯ちゃん梓ちゃん登場とは。笑
今年後半は、けいおん関連で時が過ぎた気がします。
世の中何がきっかけになるかわかりません。とても楽しませていただきました。
また来年もよろしくお願いします。
Commented at 2011-12-31 20:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by blende1 at 2012-01-03 21:09
鍵コメさま
改行位置だけの変更ですね? 最初の投稿、どう生かしましょうねぇ。ブログ主がいただいたコメントの変更ってできるのでしたっけ?^^;(←経験なしなのです)
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