裁判員裁判の判決をプロの裁判官だけで審理する高裁が覆したことの妥当性が争われた覚せい剤密輸事件の上告審で、最高裁第3小法廷は17日までに「裁判員裁判の事実認定に不合理な点があることを具体的に示してあれば覆すのは正当」との判断を示して、一審のメキシコ人被告に対する無罪判決を逆転有罪とした二審東京高裁判決を維持する決定をした。裁判員裁判の無罪を覆した二審判決が最高裁で確定するのは初めて。
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裁判員裁判の判決をプロの裁判官だけで審理する高裁が覆したことの妥当性が争われた覚せい剤密輸事件の上告審で、最高裁第3小法廷は17日までに「裁判員裁判の事実認定に不合理な点があることを具体的に示してあれば覆すのは正当」との判断を示して、一審のメキシコ人被告に対する無罪判決を逆転有罪とした二審東京高裁判決を維持する決定をした。裁判員裁判の無罪を覆した二審判決が最高裁で確定するのは初めて。