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専門家 マグマの活動と無関係か4月18日 0時19分
三宅島周辺の地震活動に詳しい東京大学地震研究所の酒井慎一准教授は、「今回の地震の震源地は、三宅島の西の沖合で平成12年に噴火した際、地震活動が活発になった地域と同じだ。ただ、平成12年の際は地下からマグマが上昇する様子が確認されたが、今回は観測された地震波形からみると、マグマの活動と関係なく、通常の地震活動とみられる」と分析しています。
そのうえで「三宅島や新島、神津島一帯は海底も含めて全体で火山を形づくっているといえる。震源地が移動したり、浅くなったりした場合は、マグマの動きと関連している可能性があるので、海底の観測点を増やすなどして地震活動を注意深く監視する必要がある」と話しています。
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