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政府 汚染水漏れで対策委員会新設へ4月12日 11時49分
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東京電力福島第一原子力発電所の地下の貯水槽から水漏れが相次いでいる問題で、茂木経済産業大臣は12日の閣議のあとの会見で、汚染水の処理方法を検討する対策委員会を新たに設置する考えを示しました。
この中で、茂木経済産業大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の地下の貯水槽から水漏れが相次いでいる問題について、「汚染水の処理の問題は廃炉を進めるうえでも最も重要な課題の1つだ。廃炉の着実な実施に向けて、経済産業省と原子力規制委員会が連携を図り、政府一丸となって取り組みたい」と述べて、国が前面に立って対策の検討を急ぐ考えを示しました。
そのうえで、茂木大臣は、この問題で廃炉作業について検討している政府の会議の下に、経済産業省や原子力規制庁、東京電力の担当者などが参加する対策委員会を新たに設置する考えを明らかにしました。
対策委員会では、汚染水問題の抜本的な解決に向け、汚染水に含まれる放射性物質を取り除く方法や、汚染水を増やさないように原子炉建屋に地下水が流れ込むのを防ぐ対策などについて、有識者の意見も聞きながら検討することにしています。
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