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不発に終わった「統一教会・乗っ取り作戦」 

統一教会の周辺びと(7)


統一教会・乗っ取り作戦

「3人の証言」から、統一教会乗っ取りに関する部分を引用する。(文中敬称略)

-H氏の証言-

 1.13プロジェクトのプログが立ち上がって、「権進様の手紙」が出始めてから、統一教会が公文で岡本さんと広さんの名前が出て、とても迷惑なことだと言っていました。
 あの「権進様の手紙」は、明らかに岡本さんが講義した内容を勉強したことのある元4研の会員の誰かがやっているのだろうと言っていましたが、あんなことがやれる人は大西さんくらいしかいないと思う。ウ-・ミョンシク氏にも会いに行くとか行ったとか聞いたことがある。

 本部の大田朝久さんはまんまと大西さんにはめられている状況で、大西さんの情報収集の窓口になっていた可能性があると思う。ゾルゲにだまされた組織対策責任者といった構図でしょう。

大西弘行-黒目線入り  馬淵一彰(冨成真太朗 神山武士)
左が大西弘行、右が馬渕一彰

 -S氏の証言-


 4研も大西、富成、赤山、笹塚らによって相当な被害を受けたが、4研乗っ取り作戦を、今は統一教会乗っ取り作戦に変えているのではないか。「7000名のバアルに屈しない人」とか言って人を集めると相当大きなお金が集まる。
 中山グループの二番煎じってとこだろう。
 大西と富成はいつも金を中心にして動いており、詐欺まがいのことを平気でやってきた人たちだ。

 赤山はアフリカ任地の宣教師出身で英語ができたので、4研時代に海外のメンバーとの連絡係をやっていて、海外にも知り合いが多いと言っていた。
 だから、「権進様の手紙」の英語バージョンの発送係になっているのだろう。大西の言うことなら何でも従う、大西の忠実な部下だから、大西の命令でやっているのは間違いない。



 これらの証言を読めば、「火の粉ブログで前に書かれた記事と内容が同じではないか」と思われた読者は少なくないと思う。

 そう、「馬渕(「MCI公式ブログ」)の正体は詐欺師」の中見出し「権進様の手紙」作戦の項目で、すでに詳述している。

 簡単に繰り返しておけば、第4を乗っ取った大西は、馬渕(富成)らとともに、「権進様の手紙」作戦で教会員を「7000名のバアルに屈しない人」に組織化しようとした。しかし、ほどなくして偽の手紙であることが暴露され、乗っ取りは不発に終わった-という話である。
 この偽手紙作戦には、大西、馬渕、赤山(仮名)のほかに数名が加わっている。中心を担ったのは馬渕一彰である。
 なお、馬渕が関わっていたことは、彼のブログ「MCIの公式ブログ」で自ら明かしている。  「神様は自己中心だった!」  を参照のこと。


7000人の食口を引っぱがす

「1・13プロジェクト」と「権進様の手紙」については、前の記事を読んでもらうとして、それ以外の証言の補足説明を行っておこう。 
 
その1「中山グループの二番煎じってとこだろう」(S氏の証言)

 その通りなのだが、やや皮相な感じがする。
 分派組織・中山グループは、これまで統一教会から5000人の教会員(主に婦人食口)を引っぱがし、自分たちの仲間に加えた。その人たちからせしめた献金額は50億円から100億円と言われている。いま話題の“文鮮明博物館”が数棟建設できる金額だ。
 
「1・13プロジェクト」は、中山グループがやったことを真似しようと目論んだのは間違いない。その意味では二番煎じであろう。
 だが、自分たちで「プロジェクト」と名付けるだけあって、結果的には偽の手紙を送るだけになってしまったが、構想は大がかりなものであった。

 前回の記事で、私はこう疑問を投げかけた。

 私が不思議でならないのは、①権進氏の名を語らなければ権威づけをすることができなかったというのは理解できるが、いずれ化けの皮が剥がれることは目に見えている(事実そうなった)のに、そのあたりの計画はどうなっていたのか、②会に入会させ入会費を取るために、具体的な手だてはどう計画していたのか、韓国に振り込み口座でも設けるつもりだったのか-という点だ。
 意外と、トンマな詐欺師なのかもしれない。


 この見方は表面的であった。
 その後にわかったことだが、1・13プロジェクトのメンバーは文鮮明の5男・権進と面会すべく画策していたという。交渉はうまくいかなかったようだが。(権進との間に誰を立てたのか・立てようとしたのかは不明)

 もう一つ、不発に終わったことがある。
 ブログ「1・13プロジェクト」では、副代表は馬渕となっていたが、代表者名は「さて誰でしょう」と明かされていなかった。私はミスターXは「大西」と推測し、そのように綴ってきたが、考えてみれば代表が無名の大西では何のインパクトもない。
 これもあとでわかったことだが、彼らが代表に据えようとしていたのは、統一教会を肯定的に理解を示す知識人の集まり、「世界平和教授アカデミー」のメンバーの一人、渡辺久義京都大学名誉教授であった。
 渡辺は、ある時期まで、「権進様の手紙」を書いたのは権進だと本気で思い込まされ、「7000名のバアルに屈しない人」たちを組織化する必要があると考えていた。
 会費の振込先は、渡辺が名義人の口座が用意されつつあったと聞く。
 
 ときは、文3男・顯進と文4男・国進との対立が抜き差しならぬ状態になっていたときだ。
 また、渡辺は高額エンドレス献金による教会員の疲弊・混迷ぶりに頭を痛めていた。
 もし彼が馬渕(富成)に騙され続けていたら、統一教会は大混乱に陥っていたであろう。
 このようなわけで、中山グループの二番煎じという軽い感じのする見方がしっくりこないのだ。


本部を手玉に取る大西・馬渕

 話を進める。
その2「統一教会が公文で岡本さんと広さんの名前が出て、(2人は)とても迷惑なことだと言っていました」
「本部の大田朝久さんはまんまと大西さんにはめられている状況」
(H氏の証言)

 まず、この公文を紹介しよう。

世界基督教統一神霊協会 2010年12月22日
世 10-688-03 号
受信:地区長、教区長、教会長
発信:広報局
題目: 『権進様の手紙』と称する怪文書についての注意
 
御聖恩感謝申し上げます。
昨今、松山貢三氏が郵送する書簡に同封された『権進様の手紙』と称する怪文書が出回っており、韓国の本部教会に問い合わせたところ、この文書は子女様が書かれたものではなく、何者かが子女様のお名前を騙って作成したもので、引用されている御言は日本の出版物『ファミリー』『祝福』『訪韓修練会御言集』などであり、これは日本で出回り始めた独自的な偽計にもとづく「怪文書」であるとのことです。
内容を検討したところ、今まで何度も「怪文書」を発信して来た禹明植氏を特別使命をもつ人物であると信じる「岡本氏一派」の主張そのものです。
岡本氏は、禹集団の活動を行っている人物で、
(後略)

古参教会員の松山氏は本気で手紙は権進の手紙と信じていたという話もある。



 この公文を暴露し、方々に送ったのは馬渕であった。
 公文を紹介したあと、彼はこんなことを綴っている。

如何でしたでしょうか?
予想はしていましたが、やはり、分派扱いを受けました(笑)。


 文中の(笑)がいかにも軽い。ほんとうにニヤニヤしながら、本部を手玉に取っているような印象を受ける。

 なんだか、また消化不良になりそうだろうが、「本部の大田朝久さんはまんまと大西さんにはめられている状況」を説明すれば、トイレに行かなくても済むだろう。そして、彼らの生態も理解できると思う。

 話は遡る。
 大西が東京に常駐するようになった2007年前後(もう少し前のような気がするが、少なくともまだ第4に所属していた頃)のことである。
【関連記事】「第4イスラエル乗っ取り事件」の中見出し「第4にスポンサーが」以下の記述。

 大西が教団本部広報局の大田朝久(教学担当)を突然訪ねてきたのである。
「第4をやめた」といったあと、岡本の悪口(デッチアゲの横領のことなど)を述べ立てるとともに、岡本の活動を過去完了&現在進行形で、語り出したのである。どこで集会をもったとか・・・。ご丁寧なことに、その後、岡本がスピーチしている録画まで持参してきた。
 大西の行為はまさに裏切りである。

 彼の話は、岡本と一緒に活動してきたのだから、リアルそのものである。
 教団本部は、大西の話を信じ大西は信頼できる人物だと判断した。当然であろう。本部の職員がお人好しなのではなく、大西が悪賢いのだ。このことを称して、H氏は「ゾルゲにだまされた」と表現している。ウィキペディアの「ゾルゲ事件」に目を通してもらいたい。
 
 本部が大西の情報に熱心に耳を傾けるようになったのは、裁判に訴えたほどに天敵である禹集団と岡本との関わりであった。
 大西は「岡本は今でも禹明植を特別使命をもつ人物と信じている。組織的な繋がりもある」と吹き込んだのだ。岡本の右腕的存在だった大西の情報だけに、本部はすっかり信じ込んでしまった。
 しかし、前にも書いた通り、岡本は数年前に禹集団とは縁を切っている。一説には、それがもとで禹明植の側近から「裏切り者」扱いを受けたと言われている。
 それとは逆に、岡本が禹のもとを去ったあとに、大西と馬渕は禹明植に会っており、馬渕は今でも彼を信じている節さえある。


本部に接近した狙いは何か?

 ともあれ、大西の除名処分を正式に撤回したのかどうかわからないが、大西は大手を振って、第4にいながらまた第4から岡本・広を追放しておきながら、全く素知らぬ振りをして、教団本部がある渋谷松濤界隈に出入りするようになった。

 それから数年後、教団本部で前出の「権進様の手紙」騒動でおおわらわだったとき、大西は「あの手紙は岡本たちが書いたものだ」と伝えた。それをもとに、本部は公文を流したのである。
「(手紙は)禹明植氏を特別使命をもつ人物であると信じる岡本氏一派の主張そのものです」
 
 すでに書いた通り、偽手紙の主は岡本ではなく、馬渕だった。
 それにもかかわらず、馬渕は、公文を添付し、「予想はしていましたが、やはり、分派扱いを受けました(笑)」と書く。
 つまり、詐欺師・馬渕は、教団本部と教会員を手玉に取って、遊んでいるのだ。
  馬渕と違って、大西は痕跡が残るような軽はずみなことはしない。2人の性格は対照的だ。

 以上のような事実を知った古参食口が教団本部に、これまでの事実経過を伝え、本部もようやく大西に疑念を抱くようになった。
 大西に「事の真相を知りたい」とメールを送信した。
 だが、梨のつぶて。
 毎日のように本部に電話&メールしていた大西は、このとき以降、完全に姿を消してしまったのだ。今もってそうである。まさにミニ・ゾルゲ事件そのものなのだ。

 大西が姿を消したのは2011年春のことだったと記憶する。大西が本部に突然やってきたのは遅くとも2007年。九州からたびたび上京していた2005、6年頃のことかも知れない。
 とすると、教団本部は5、6年間にわたって、大西にいいようにやられていたのだ。

 賢明な読者は、では、何のために、大西は本部に近づいたのか。彼にどんなメリットがあったのか という疑問を抱かれると思う。それは次号で。

(追記) テーマが異なるので、ここでは書かないが、分派問題に対する本部の対応で不思議なことがある。それは、禹グループ、第4イスラエルには厳しい態度を取るのに、日韓合わせて5000人もの食口を奪った中山グループに対しては比較的穏やかである。公文などで注意を促していたとは思うが、結果として5000人の教会員が勧誘されてしまった。どうして手をこまねいていたのか・・・。

次号を請うご期待!

ニュース速報

 韓鶴子氏の最側近となった金孝律氏が、パラグアイでの文3男・顕進氏のビジネス基盤を崩すために、弁護士を立てた。
 また、統一財団の理事長に就任した朴魯煕氏の兄、朴普煕氏がモンゴルでの顕進氏の基盤を崩すために裁判を起こす模様だ。
 同じ全羅道グループである金グループ氏と朴グループが、協力し合いながら顕進氏と本格的に戦うつもりと見られる。
 
【外野席からの一言感想】 権力闘争は面白い。


-新たな拉致監禁事件の続報-

 Yoshiさんのブログに続報がアップされていました。
「続報:26歳女性 岩国市の拉致監禁(2013/03)事件」
 どうか一読を!

 それにしても、どうして教団の公式サイト、また「全国拉致監禁~被害者の会」で、情報を流さないのか。不思議でならない。
 Yoshiさんは非教会員。上記2つのサイトを実務的に管理しているのは、献金でメシを食わせていただいている若手宗教官僚。Yoshiさんは海外のブログを忙しい中、翻訳して紹介している。
 この「変さ」に気がつくことはないのだろうか。



興味津々と思われた方は
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コメント

詐欺師に注意!詐欺師に鉄槌を!

朝鮮統一古参幹部も朝鮮人の人間性丸出しの様な事をしている。
・・かって、副島さんが誰の指令か分からないという事になっているが、瀕死の重傷を負いました。勝共連合は中核出身の河○さんが事務総長、革マル出身の藤○(本名は田○)が事務局長でした。
・・・藤○はミムネの為なら暴力も正当化されるでしょう。と言っていたとの事。

分裂ボロボロになって来ている日本統一教会の中で騙されやすい教会員を騙し詐欺をしようとする輩は腐れたクズ人間である。~~~そういう人間は統一教会員よ!ポアしよう!
~~統一の中でも下賤な輩が顔を出して来た。一国平和主義の日本統一食口の皆さん注意する様に!

-米本さんいつもありがとうございます-

Re: 詐欺師に注意!詐欺師に鉄槌を!

金正恩さん、初めての投稿ありがとうございました。

>一国平和主義の日本統一食口の皆さん注意する様に!

 なるほどと思いました。「一国平和主義」ですかぁ。やや感動的!
 確かに、食口諸君の気分はスターリン・レーニンよろしく「一国平和主義」に通じるものがありますね。でも、彼らは大海を見たことがない・見ようとしない蛙ですから・・・。

 ところで、このご指摘。

> 勝共連合は中核出身の河○さんが事務総長、革マル出身の藤○(本名は田○)が事務局長でした。
・・・藤○はミムネの為なら暴力も正当化されるでしょう。と言っていたとの事。

 お願いは実名を書いてもらいたいです。
 名誉毀損、プライシーの侵害とはなりません。
 責任は私が負いますので。

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