まずは、お詫びしなくてはなりません。
先ほど、本当についさっき、ベリーズカフェでは非公開処理、小説家になろうさんでは削除処理をさせて頂きました。ついこの前書き上げた作品「シャンパン越しの眼差しを」ですね。
今朝、このブログにメッセージを下さった方がいらっしゃいまして。それが、作家山本文緒さんの作品と物凄く似てますね、というメッセージだったのです。
え?と思いました。何を言われているか判らなくて、3回ほど読み直しました。ですが、どうやら「シャンパン」のある部分が山本文緒さんの文に激似らしい、とは判ったので、上のチビを迎えにいく前に眉毛もかかず本屋にぶっ飛んでいきました。恥ずかしながら活字中毒ではありますけど、私は山本文緒さんの本を読んだことがありませんでしたので。
で、歩きながら指摘された短編を読んだところ、確かに、たしかーに、激似でした。もう、設定がほとんど一緒だった。溝には落ちそうになったし電信柱にもぶつかりかけました。あまりにもショックで。
・・・これは、盗作になるのかしら。そう考えて。
平林のお父さんの代わりに愛音が喫茶店で営業するシーンですね。あそこ。自分で読んで、「こらアカンわ」って突っ込むくらいでした。ほとんど一緒じゃん。
今回のこの作品を書くに当たって酒屋勤務経験のある高校時代の友人にアイディアを色々貰ってたんですね。酒屋ってどんな仕事するの、とか、一日の流れ、とか。で、彼女が言った「こんな話があるよ」を、そのまま使ったわけです。
私がネットで創作活動をしていることは勿論彼女は知ってますし、聞いた話でネタになりそうなものは「使ってもいい?」と確認はしてたんですけどね。まさか、既に世の中に出ている小説からの話だとは・・・。
彼女は多分、昔に読むなり聞くなりしたのだと思います。でもそれを私には自分の体験談として話しました。そして「ええ話やなあ!」と私が気に入り、平林の営業能力の高さを示すのと、愛音にシャンパンというお洒落なアルコールを持って帰らせる理由になる為のエピソードとして使わせてもらったのですが、何と人様の作品の設定でしたね。
彼女がうろ覚えで話したことを更に適当に概略だけ覚えていた私が文章にしたので、一字一句同じなんてことはないのですけど、山本文緒さんのファンの方だと不快に思われるに違いない、というレベルでは似てました。
少なくとも、今現在はどのサイトさんからも指摘はされてませんけど私は嫌でした。
知らずに書いてあっちこっちに公開していたわけで、もう、何と言うか、これが奈落の底かという落ち込みだし、恥かしい話ですよ。
まじでーちょっとちょっとー!ってなった。
主人公の愛音の名付け親になってくださったかずゆうゆ様、こんな結果になってしまって本当に申し訳ないです。
両サイトで本棚に入れてくれたりコメントを下さって応援して下さった皆様も、本当にご迷惑おかけしました。
こんなことがあるんだわ。やっぱり自分の頭で考えたものでないとダメなんだわ、と猛省している途中です。
今朝メッセージを下さった匿名希望さんとやまっちさん、確認いたしました。その結果、私もこれは似ているのレベルを超えていると思いましたので、作品は削除いたします。お知らせしてくださって感謝しております。でないと、知らないままでどんどん色んな人に読まれていたはず。そしてやはり不快に思われる方が増えていたはず。
タダのネット小説で不快感を持って頂くのは目指すところではありません。
あー、あかん。これはほんま凹む。
ちょっと皆様に感謝を示すためにもと、今初めてベリーズカフェさんのほうで「恋愛大賞」に他の作品をエントリーさせて貰ってますけど、それも取りやめかな。
本の方を確認できたので、ベリーズカフェでも「シャンパン」は削除します。もうそこの部分だけかえりゃあいいってテンションじゃない。無理だ。
あかん、凹んだ。
友人の話が他の本からのものかどうかなんて確認のしようがないことではありましたけど、でも書いたのは私ですから、責任は取らないといけませんね。社会人ですからね。
私の書くものを喜んで読んで下さっている皆様、今回の不手際、諸所へのご迷惑、すみません。ちょっとしばらく復活出来そうにないショックです。
私の住む町では強い風がふいていて、荒れた天気になってしまいました
今回の件、どうお声をかけたら良いのかわかりません…
いつも作品で楽しませていただいているのにお役に立てず申し訳ないです
山本文緒さん、私も好きですがすべての作品を読んでいるわけではないのでわかりませんでした
明紫さんがこのままペンを置いてしまわれないか…不安な気持ちもありますが
また新作を読ませて下さる日を待ちますね
こんな読者もいるという事で、書かせていただきました
それでは また