イオングループのスーパー「KOHYO」と「マックスバリュ」の新聞折り込み広告で韓国産サザエを国産と表示し、消費者を誤認させたとして、消費者庁は30日、両スーパーを運営する光洋(大阪市)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で改善措置を命じた。
同庁によると、光洋は今年4~5月の計9日間、関西地区のKOHYO27店、マックスバリュ13店の折り込み広告で「島根県産他国内産」と表示したサザエを販売した。しかし、実際は卸売会社から仕入れたサザエ計320箱のうち、319箱が韓国産だったことが確認された。
サザエの箱や伝票には韓国産という表示があったが、光洋側の担当者が国産と思い込んだという。光洋は「お客様にご迷惑をおかけし申し訳ありません。今後は従業員教育を徹底し、再発防止に努めたい」としている。
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