猪瀬知事 五輪も治安対策重要

4月17日 11時33分

アメリカのニューヨークを訪問している東京都の猪瀬知事は、ボストンマラソンの会場で起きた爆発事件について、犠牲者に哀悼の意を示すとともに、招致を目指しているオリンピックについても治安対策が重要だという認識を示しました。

姉妹都市のニューヨーク市を訪問している猪瀬知事は、２０２０年夏のオリンピックとパラリンピックの招致への取り組みの一環として、招致活動のロゴが入ったＴシャツを着て、ニューヨーク中心部のセントラルパークをジョギングしました。
５キロのジョギングで汗を流した猪瀬知事は、報道陣の取材に応じ、ボストンマラソンの会場で起きた爆発事故で３人が亡くなったことについて、「伝統あるマラソン大会で、テロ行為によって死者が出たことは非常に残念だ」と述べ、犠牲者に対し哀悼の意を示しました。
そのうえで、招致を目指しているオリンピックとパラリンピックについては、「東京が安全安心であることを気を許すことなく、常に考えていかなければならない」と述べ、招致が実現した場合、治安対策に万全を期す考えを示しました。