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【芸能・社会】三国さん、ひっそりお別れ 伊豆半島一望できる別荘で通夜2013年4月17日 紙面から
14日に急性呼吸不全により90歳で死去した俳優の三国連太郎さんの通夜が16日、静岡県沼津市の三国さんの別荘で執り行われた。15日に会見した長男で俳優の佐藤浩市(52)は三国さんが生前、死去したときに「だれにも知らせるな、三国連太郎のままで逝く」と話していたと説明したように、故人の遺志を最大限尊重し、訪れたのは親族らごくわずか。ひっそりとしたお別れとなった。佐藤はこの日、気丈にもドラマの撮影に臨んだ。 三国さんの別荘はJR沼津駅から車で約20分走った山中にある。沼津市北部、愛鷹山の中腹の別荘地にあり、沼津市の千本松原や駿河湾、伊豆半島を一望できる。 周辺の住民らによると、三国さんは2000年ごろから約10年間、住民票を沼津市に移し、東京と往復しながら、妻友子さんと2人で暮らした。近年は東京都世田谷区の自宅と行ったり来たりの生活でほとんど自宅のように使っていたという。関係者は「この場所で密葬を行うというのは三国さんの遺志」と話した。 数年前、別荘の近くで散歩する三国さんに会ったというタクシー運転手の男性は「元気そうだった。黒い車を運転して大型スーパーに買い物に行ったりしていたようだ。沼津駅近くのスナックで飲んでいるのを見かけた人もいるよ」と三国さんの様子を懐かしそうに語った。 16日午前中から別荘前には約30人の報道陣が詰め掛けたが、時折、親族らが訪れる以外、邸内は静まり返ったままだった。夕方には歌手藤井フミヤ(50)や女優松坂慶子(60)らから弔花が届いた。阪本順治監督(54)、女優大楠道代(67)が弔問に訪れたが、報道陣には対応することなく邸内に入った。 佐藤の事務所関係者らも故人の遺志や遺族の意向を踏まえて、内部の様子を詳細には語らなかった。日が沈むころには中から読経の声も漏れてきた。 関係者によると、佐藤はこの日、神奈川県内で、出演する読売テレビ開局55年記念ドラマ「怪物」の撮影に参加した。前日に会見を開き、目を潤ませながら三国さんへの思いなど語ったばかりだが、気丈に撮影に臨んでいたという。撮影後の夜、佐藤は別荘を訪れ、故人とあらためて対面した。17日は引き続き密葬形式で告別式が同所で行われ、佐藤も出席して出棺に立ち会う予定。 PR情報
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