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【大相撲】

武蔵川親方のおいが名古屋デビュー 新弟子検査に向け面接

2013年4月17日 紙面から

相撲協会との面接を終えた武蔵川親方とおいっ子のフィアマル君=16日、両国国技館

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 武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のおいっ子でハワイ出身のフィアマル・ペニタニ(18)が16日、東京・両国国技館で九重事業部長(元横綱千代の富士)の面接を受けた。日本語能力などに問題がなければ夏場所で新弟子検査を受検し、ビザが発行される名古屋場所で初土俵を踏む。

 武蔵丸二世として注目されるフィアマルのしこ名について、親方は「武蔵丸はつけないよ。重いだろ」と否定。「武蔵○○にはなるけど、自分のしこ名で、やめるまで頑張っていけばいい」。自分の力でしこ名を有名にさせるようにとはっぱをかけた。

 190センチ、138キロと立派な体格のフィアマルは、日本滞在が通算1年近くあり日本語も理解できるようになった。「面接では親方の名前、好きな力士、部屋の名前とか聞かれた。親方のDVDは見てる。親方のように突っ張りたいです」と意気込んだ。

 武蔵川親方や曙、小錦ら一時代を築いたハワイ出身力士が再び、モンゴル出身力士が頂点に立つ角界の構図を変えることができるか楽しみだ。 (岸本隆)

 

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