川崎、本拠地で上々デビュー　４打数１安打

　川崎宗則内野手（３１）が上々の本拠地デビューを飾った。メジャー昇格後初めてとなる地元でのホワイトソックス戦に９番遊撃で先発。時事電によると、足を生かした三塁打を放ち、勝利に貢献した。

　１点リードで迎えた４回１死での第２打席。外寄り高めの速球に逆らわずにバットを出すと、打球は遊撃手の頭上を越えて左中間を破った。

　「いい当たりだった。狙ったところに狙った通りの打撃ができた」と自賛した一打。ボールが外野を転々とする間に一気に三塁を陥れ、次打者の犠飛で貴重な４点目のホームを踏んだ。

　安打は１本だけだったが、俊足巧打を発揮してインパクトは十分。早くもトロントのファンの心をがっちりつかんだようで、８回の打席では「カワサキ」コールが巻き起こった。