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外相 民間含めミャンマー支援4月17日 5時44分
岸田外務大臣は、ミャンマーの最大野党を率いるアウン・サン・スー・チー氏と、16日夜東京都内で会談し、ODA=政府開発援助と民間投資の両面から支援を強化し、ミャンマーの発展に寄与したいという考えを伝えました。
岸田外務大臣は、日本を訪れているアウン・サン・スー・チー氏と16日夜、東京都内で会談しました。
この中でスー・チー氏は、「民主化への日本の支援に感謝したい。国の発展には、政治や社会の制度の発展が必要で、今は大きなチャンスだ。正しい支援を受けないと間違った方向に進むことになる」と述べ、ミャンマーの一層の民主化に向けて、日本の継続的な支援を求めました。
そのうえでスー・チー氏は、「ミャンマーでは、国民の6、7割が農業に従事している。農業の生産性の向上や農産物の輸出などで、日本の経験や知恵を借りたい」と述べ、農業分野での支援を特に期待する考えを示しました。
これに対し岸田大臣は「ミャンマーの国際社会への復帰と民主化を歓迎している。ミャンマーの発展には、ODA=政府開発援助だけでなく、民間の支援も重要だと考えている」と述べ、ODAと民間投資の両面から支援を強化し、ミャンマーの発展に寄与したいという考えを伝えました。
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