1千万円詐取容疑 元JA職員を逮捕 富士署

(2013/4/16 14:51)

 顧客の満期共済金名目でJA富士市の金を不正に払い出したとして富士署と県警捜査2課は16日、電子計算機使用詐欺の疑いで富士宮市杉田、同農協元職員の女(46)を逮捕した。
 逮捕容疑は富士支店に共済係長として勤務していた2010年3月ごろ、同農協のオンラインシステム端末機を不正に操作し、依頼がないにも関わらず、顧客の富士市の男性の満期共済金名目で現金を不正に払い出して約1千万円をだまし取った疑い。同署によると、容疑者は容疑を認め「十数人分やった」と供述している。同署は、買い物や他の不正払い出しの補てんに使ったとみて金の使途や手口を調べている。
 顧客男性が満期共済金引き出しのため来店して被害が発覚し、容疑者は11年1月に解雇された。ことし1月に同署が同農協の告訴を受理した。

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