このニュースに関連した操作メニュー
ニュース記事評価
佐渡沖資源中旬に調査 メタンハイドレートも計画
2013/04/09 08:13更新
この記事に関連するフォト・情報
記事本文
経済産業省資源エネルギー庁が、日本海側の資源開発を本格化させる。新潟県・佐渡島の南西沖約30キロの海底で、4月中旬から石油と天然ガスの埋蔵量調査に着手。6月下旬から数日間にわたって海底下から石油・天然ガスを取り出す産出試験を実施する。また、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」についても、今夏にも佐渡沖と石川県沖で資源量を調査する予定だ。
佐渡南西沖での採掘調査は、JXホールディングス傘下のJX日鉱日石開発と、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に委託している。地球深部探査船「ちきゅう」を使い、水深約1100メートルの海底を約2700メートル掘削する。「ちきゅう」は今年3月に愛知県沖の深海からメタンハイドレートの産出試験に世界で初めて成功した際にも使用した。
経産省は、平成20年度に調査を実施し、石油や天然ガスの埋蔵の可能性がある面積が100平方キロを超すことが判明。埋蔵が確認できれば、国内最大規模で、中東の中規模程度の石油・天然ガス田に相当するとの見方もある。
一方、経産省は日本海側でも存在が確認されているメタンハイドレートについても27年度までの約3年間で集中的に調査し、埋蔵量の把握に取り組む。具体的には、佐渡沖と石川県・能登半島沖で自動探査機を使い海底を調査。今年夏から秋には新潟県上越市沖で、26年度は秋田県・山形県沖と島根県の隠岐島周辺、27年度は北海道周辺でも調査する予定だ。
関連記事
記事本文の続き 日本海のメタンハイドレートは「表層型」といわれ、水深500メートル以上の海底の表面に一部が露出し、塊の状態で存在する。太平洋側で産出試験に成功した、水深約1千メートルの海底から数百メートル下で砂と混じり合って存在する「砂層型」と比べ、まとまった量の回収には技術面の課題があるとされる。
広告
話題のニュース
ニュース記事ランキングの一覧
タイトル | 更新日付 | 補足情報 |
---|---|---|
トップのゴールから2時間後に爆発 死者3人、… | 04/16 23:48 | |
8歳男児含む死者3人、負傷者は140人超す … | 04/16 09:55 | |
南北軍事境界線付近で米軍ヘリが墜落、炎上 1… | 04/16 14:06 | |
「大変なショック」首都ワシントンでも驚きと怒… | 04/16 15:00 | |
ボストン爆弾テロ 国際組織? 単独犯? 不審… | 04/16 21:01 | |
座礁中国船にセンザンコウ10トン、比から密輸… | 04/15 23:13 | |
【国際情勢分析】ミャンマーの光と影 | 04/16 11:11 |
このニュースのブログエントリ
イザ!ブログ
-
- やっぱり不思議 & メタンハイドレ-ト開発を…
- [朱鷺の森日記]
- ■佐渡沖資源中旬に調査 メタンハイドレートも計画、確認できれば国内最大規模 201…
- su-miさん
-
- 蘇る黄金の国ジパング
- [朝日将軍の執務室]
- 金の埋蔵量世界一は日本...エネルギーと技術と文化、蘇る“隣国”は侮れない―中国…
- 朝日将軍さん