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佐賀 マダニ媒介感染症で死者
4月10日 17時50分

マダニが媒介する新たな感染症の報告が全国で相次ぐなか、佐賀県内で去年6月、60代の男性が感染して死亡していたことが分かりました。

マダニが媒介する新たな感染症での死亡が確認されたのは、去年6月に佐賀県唐津市の病院で亡くなった60代の男性です。
先月、病院から佐賀県に新たな感染症に似た症状の患者がいたという報告があり、国立感染症研究所で検査した結果、男性がSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を引き起こすウイルスに感染したことを示す抗体が検出されたということです。
佐賀県によりますと、死亡した男性は農業に携わっていて、体調を崩す直前の海外への渡航歴はなかったということです。
マダニが媒介する新たな感染症は、ことし1月に山口県で初めて確認されて以降、今回も含め、全国で11例、確認されていて、このうち7人が死亡しています。
佐賀県は、マダニが多く生息する草むらや竹やぶに入る際は、長袖や長ズボンを着用するなど、十分に注意するよう呼びかけています。

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