パソコンの遠隔操作事件で、IT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)が派遣先で使っていたパソコンに、遠隔操作ウイルスを試作したとみられる痕跡が見つかったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。東京地検は同日、遠隔操作による3件の犯罪予告について、片山容疑者をハイジャック防止法違反(航空機の運航阻害)などの罪で起訴した。
警視庁などの合同捜査本部は、片山被告が一連の事件で使われたウイルスを作成したとみて、今後も捜査を継続。三重県の男性のパソコンが遠隔操作された威力業務妨害事件などを順次立件する方針だ。
捜査関係者によると、片山被告が派遣先の東京都港区の会社で使っていたパソコンを解析した結果、遠隔操作ウイルスに使われたプログラム言語「C#(シー・シャープ)」でウイルスを試作したとみられる痕跡が残っていた。同被告は「C#は使えない」と主張している。
捜査本部は2月10日に威力業務妨害容疑で片山被告を逮捕。東京地検が同容疑について処分保留とした後、3月3日に大阪府吹田市の男性のパソコンを遠隔操作した犯罪予告2件についてハイジャック防止法違反容疑などで再逮捕した。
パソコン、ウイルス試作、派遣先
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