2 車両の等級 グリーン車・普通車を区別する
2字目の片仮名は、車両のグレードを表す。国鉄が3等級制だった時代、1等車から順に「イ」「ロ」「ハ」が使われた。それが1960年に2等級制に改められると「イ」が廃止され、1等車が「ロ」、2等車が「ハ」に変化。このときの1等車が現在のグリーン車、2等車が普通車になり、記号も受け継がれた。グリーン、普通両方を備える場合は「ロハ」になる。この記号は電車、気動車、客車で共通。車両に旅客用の座席や寝台がない場合は省略される。
3 車両の設備 ヤ、ル、二など特殊車両もある
JR西日本に1編成だけ残る配給車。クモル145・クル144形(c)JR西日本
3字目の片仮名は、その車両の設備、役割を表す。座席車の場合は省略される。寝台車は「ネ」で、車両等級を表す2字目と合わせて「ロネ」ならA寝台、「ハネ」ならB寝台を意味する。職用車は検測車、訓練車、電源車などが該当。郵便車は、車両自体は存在するものの、郵便輸送業務は現在行っていない。展望車の記号「テ」もあるが、展望構造でも「テ」が付く場合と付かない場合とがある。記号は電車、気動車、客車で共通。
車両番号、車両、JR東日本、鉄道
車両の側面や車内などに表示される「片仮名+数字」を目にしたことはないだろうか。車両の種類や等級など、あらゆる情報が詰まったこの「暗号」の解読法を伝授する。
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