PC遠隔操作:片山容疑者改めて否認 勾留理由開示手続き
毎日新聞 2013年03月21日 20時50分(最終更新 03月21日 21時05分)
パソコン遠隔操作事件で、ハイジャック防止法違反と偽計業務妨害の疑いで再逮捕された東京都江東区、IT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)に対する勾留理由開示手続きが21日、東京地裁(冨田環志裁判官)であった。片山容疑者は「遠隔操作ウイルスを作ったり使ったことはありません」と改めて否認した。
片山容疑者への同手続きは、最初の逮捕で勾留中だった先月26日に続き2回目。冨田裁判官は前回同様に「証拠隠滅や逃亡の恐れがある」として勾留の必要性を認めた。
片山容疑者は用意したメモを見ながら「ハイジャックという大きな疑いをかけられて困惑している。早く無実と分かってもらい、自由になりたい」と述べた。【松本惇】