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ソフトバンク 計画どおりの買収を強調
4月16日 17時12分

ソフトバンクが買収を決めているアメリカ第3位の携帯電話会社に対し、アメリカの衛星放送会社が買収提案をしたことについて、ソフトバンクは、「すでに必要な承認を得られる段階にきており、買収を完了する見込みだ」というコメントを発表し、計画どおり買収を進める考えを強調しました。

この問題は、アメリカ第3位の携帯電話会社でソフトバンクが買収を決めているスプリント・ネクステルに対し、アメリカの衛星放送大手、ディッシュ・ネットワークが15日、255億ドルで買収を提案したと発表したものです。
これについて、ソフトバンクは16日にコメントを発表し、「スプリントとの取り引きはすでに必要な承認を得られる段階にきており、これまでに合意している条件でことし7月1日に完了する見込みだ」として、計画どおり買収を進める考えを強調しました。
さらに、「当社がスプリントと合意している内容は、スプリントの株主に対して、より多くの利益を提供できる。一方、ディッシュの提案は、前提条件が非常に多く準備段階の内容だ」としています。ディッシュの提案によって、、スプリントの買収合戦に発展する可能性が出ているため、ソフトバンクとしては、今回のコメントを通じて交渉が先行していることを株主などに印象づけ、買収を優位に進めたいというねらいがあるとみられます。

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