はじめに
Tokyo DDC<drug-deprivation-(support)-clinic>では、日本中に広がる薬漬け、薬害、依存という問題を鑑み、薬をやめるということに特化して診療しているクリニックです。当クリニックは特に向精神薬の断薬を中心として診療しておりますが、向精神薬だけでなく内科系の薬や鎮痛系の薬の減断薬に関しても相談を受け付けております。ただこのようなクリニックは日本にも前例がなく、非常に特殊な診療をしておりますので、以下の条件を備えた方しか診療を受け付けておりません。必ず下記①~⑤をよくお読みになった上で、受診するかどうかを決定いただくよう、重ねてお願い申し上げます。
- ① 自分の状況が薬害であるという認識をもち、そのためにこれまでの行為を改め、減断薬に必要な勉強を行っていくという、強いモチベーションをもっていること。
- ② これらの勉強のために、当院の基本理念である精神医学批判の問題、薬害批判の問題を認識し、当院の概念を象徴する下記の3冊の著書を読まれてから受診されること。この3冊は教科書であり、仮にお読みになられていない場合は減薬治療を開始することはありません。また、手に入らなかったという方は事務に相談のうえ、当院において購入してもらうことが前提となります。
『精神科は今日も、やりたい放題』
『大笑い! 精神医学』
『心の病に薬はいらない ~心の病の薬を上手に抜く方法~』 - ③ 何事も人に頼らず、当事者であり患者である「自分」が調べて理解しようという意識を持つこと。
- ④ 当院の段階的減薬法と検査法と、NPO法人「薬害研究センター」において行っている民間療法の応用である低温排毒サウナ、禁断症状緩和のためのサプリメント使用などに同意いただけること。
- ⑤ 仮に断薬が成功した場合、特殊な事情を除きすべての漢方薬、サプリメントなどの治療行為を終了し、このクリニックからの卒業ということに関しても同意して頂ける事。
院長あいさつ
TokyoDDCの院長である内海聡と申します。このクリニックは薬をやめるということを前提にしたクリニックであり、このような前提のもとで診療している医療機関は、日本にも世界にもほとんど存在していないと思われます。この薬漬けや薬害という問題には、依存という問題だけでなく、業界問題、市民の無知、権利欲の肥大化、医療化思想などが複雑に入り組みあって成立しています。当院ではそれを包み隠さず教育していきますが、基本は自分や家族の方が勉強されるのだということを必ず意識してください。
このクリニックでは癒す治療や、傾聴的なカウンセリングや、満足を与えるような方法は行っておりません。ただ精神薬や他の薬をやめること、その薬物を体から断つこと、自立していくことへの教育、に特化したクリニックです。非常に厳しいクリニックであることを前提にして、断薬という結果をより多く実現する、そのためにこそ頑張って参りたいと思っています。
<プロフィール>
筑波大学医学専門学群卒業
東京女子医科大附属東洋医学研究所 研究員
東京警察病院 消化器内科 勤務
牛久愛和総合病院 内科・漢方科 勤務を経て
平成18年8月 牛久東洋医学クリニック 開業
平成25年4月 牛久東洋医学クリニックを閉院し、
断薬を主軸としたTokyo DDCを開業
主な著書に
『精神科は今日も、やりたい放題』
『大笑い! 精神医学』
『児童相談所の怖い話~あなたの子供を狩りに来る』
反精神薬・薬害ネットワーク
TokyoDDCでは反精神薬・薬害ネットワークとして、各県の賛同いただける方を募集しております。詳しくはこちらから。