挨拶が苦手な「代表的日本人」としてのイケダハヤト氏
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2013-04-16
挨拶が苦手な「代表的日本人」としてのイケダハヤト氏
2013年4月16日の日経産業新聞18面、連載『言葉力で相手動かす』より、「挨拶の大切さ」について。
ところが、挨拶と笑顔を出し惜しみする人は多いのです。仕事柄、飛行機の国際便を利用することが多いのですが、朝の便だと乗員が気持ちよく「おはようございます」と迎えてくれます。この時、挨拶を返す日本人は少ないのです。
で、イケダハヤト氏の以下の記事。もちろん一手間かけたウェブ魚拓。記事全体はいつもの「虚構の上から目線」に対して勇敢に立ち向かうドンキホーテ的なポンチ言説。
(cache) たかが挨拶ぐらい、できなくてもいいんじゃない? - ihayato.書店 | ihayato.書店
何だか日本社会においては「挨拶が苦手」と語ること自体がタブーみたいになっていますが、別に、いろんな人がいていいんじゃないでしょうかね?
またしても毎度のように日本社会が悪者になってるが、これ、全然逆。「挨拶が苦手」「挨拶ができない」というのが、きわめて日本人的なものであり、このきわめて日本人的な特徴をいつもの屁理屈で正当化しようとしているのがイケダハヤト氏という構図。イケダハヤト氏、すごく日本社会的。
イケダハヤト氏が「挨拶」という言葉に、儀礼的な挨拶・カジュアルな挨拶・御礼・対話の入り口としての挨拶など、クソも味噌も雑にぶち込んで十把一絡げで語っているので、シッチャカメッチャカになっているのだが、シッチャカメッチャカもいつものことなので俺も十把一絡げに語るが、イケダハヤト氏って、ものすごい類型的かつ典型的な日本人なのよ。昔からのステレオタイプな世間知らずの複合体というか、なんちゃってスノビッシュというか、夏目漱石の『それから』の代助のなりそこねというか。
今朝の「たかが挨拶ぐらい、できなくてもいいんじゃない?」も、やれおっさんどもの上から目線だの、恩着せがましさだのを無理矢理に引っ張りだしてるけど、とどのつまりは昔から日本人があまり得意ではない「挨拶」について、「ぼく、にがて」と言ってるに過ぎないんだけど、なんでこの「ぼく、にがて」という単純な事実を語るのに、不特定多数のおっさんをこき下ろしつつここまでデコラティブにならないといけないのか。
ちなみに冒頭で引用した記事、筆者は『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』などの著者である高野登氏。イケダハヤト氏、この手の権威付けがわりと好きみたいだから記しておくけど、リッツ・カールトンね、リッツ。立命館大学じゃないよ。
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代表的日本人としてのイケダハヤト氏についてでした。
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