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【サッカー】

長友 左膝半月板損傷、手術へ わずか出場8分 古傷再発

2013年4月16日 紙面から

カリャリ戦の後半に途中出場し、左膝を痛めたインテル・ミラノの長友=14日、トリエステ(共同)

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 【トリエステ(イタリア)酒巻陽子】セリエA・インテルミラノに所属するDF長友佑都(26)は14日、左膝の故障からの復帰戦となったカリャリ戦で再び左膝を負傷した。翌15日にはチームが「左膝半月板損傷」と発表。近日中に手術を受ける可能性が高く、もし手術すれば今季残り試合の出場は絶望的。シーズン終了後には日本代表のワールドカップ(W杯)予選やコンフェデレーションズカップも出場が厳しい状況になる。

 17日のイタリア杯・ローマ戦の先発出場に向けて弾みをつけるはずだったが、最悪の状況が待っていた。カリャリ戦の後半22分から左MFのポジションに入った長友。その1分後に相手右サイドバックの選手とボールを奪い合った際に左膝を強打。同30分に自ら交代を申し出た。

 左膝の故障を再発させてしまった長友は目にうっすらと涙を浮かべながら、足を引きずるようにしてベンチへと戻った。ストラマッチョーニ監督は試合後、「相手との接触がけがの直接の原因。精密検査を受けた後、主治医と手術について話しあう」と近日中にも手術を行う方針を示唆した。

 2月24日のセリエA・ACミラン戦で左膝を痛めた際の診断は「軽度の半月板損傷」で、チームドクターはシーズン中の破片除去手術を回避する道を選択した。リハビリによる保存療法を行い、今季残る唯一のタイトルであるイタリア杯、その準決勝第2戦(17日)に先発できるように準備を進めていたところだった。

 しかし、今回のアクシデントによって症状が悪化したことは明らかで、手術する必要が生じたもよう。手術を行えば、完全復帰までには一般的に2カ月程度の日数を要するため、W杯の出場権獲得がかかる6月4日のオーストラリア戦や6月16日に開幕するコンフェデレーションズカップ出場も難しくなる。

 

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